オワリの大きな“からっぽ”・一宮 (断章“ノコギリヤネのある風景”その5)

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ノコギリアンから手記が届きました。

■オワリの大きな からっぽ ・一宮
(断章“ノコギリヤネのある風景”その5)
ノコギリアン(神奈川県藤沢市在住/一宮市今伊勢町出身/のこぎり二に出没)
手記:2020.9.22
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ノコ風景5 - 20200923_noko-fukei-5.pdf
https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20200923_noko-fukei-5.pdf

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index:
1.“からっぽ” になった一宮
2.“からっぽ” から生まれた「ガチャ万」
3.からっぽ、ウツホ、ゼロ・・・それは始まりのチカラ
4.「一宮という虚構」あるいは「オワリのからっぽ物語」
○エピローグ

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いま見ているのは、真清田のからっぽから生まれたものだ。からっぽ、ウツホ、ゼロ・・・みんな同じだ。それは、何もないのではなく、何ものにもなる始まりのカタチだ。だから、モノ、人が集まる。一宮とは、“市の宮”だな。だけど、“市=イチ”は、始まりに過ぎない。大事なのはその後だ。イチからマチをどうつくるか。勢いだけじゃダメだ。やがて失速し、元に還るだけだ。ガチャ万がそうだった。戦争特需(朝鮮戦争)という偶然に始まり、経済成長の波に乗ることができた。しかし、その先に何が描かれた?後世に誇れるまち、地域を残せたのか。

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上記引用は、“マスミダカラス”の台詞である。
ノコギリアンは、一宮の象徴でもある“真清田神社”を「虚構の“からっぽ”」とし、“オワリの始まり”に期待する。
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