新しいツールへ移行できない人との付き合い方
こんにちは。佐賀県でキャラクターショーや子供向けのイベントを手掛けています崖っぷちの会社、株式会社サニムの小松一俊です。
さて今日は、新しいツールへ移行できない人との付き合い方について考えてみようと思います。もちろん、これはビジネスに優先を置いた話で、プライベートではそんなに優先度は高く無いかもしれません。が、これからの時代はプライベートでも優先・重要度は高くなっていくんだろうなと思います。
この系統の悩みで、今一番多いのは「電話」じゃ無いでしょうか?僕もそうですが、「それメールでよくない?」という電話に悩まされる人って、めちゃめちゃ多いように思います。
若い世代になればなるほど、「電話」というツールから遠く、「付き合ってください」の告白もLINEで。なんて話も聞きます。おじさんからすると、それは直接言いなよ!って感じです。が、世の中、こんな感じでどんどん主流となるツールが変わっていっているのに、変わらず、頑なに、自分が使っていたツールを変えない人がいます。
そういう人は気づいていないかもしれませんが、これはもう「いい迷惑」以外の何者でもありません。
少し前に「判子を無くす」ということで盛り上がったように思います。(もう誰も話題にしない)
これも結局、新しいツールへ移行できないという結果なんだろうなと思います。どんな新しいツールに移行できていないか?ですが、判子からサインを真っ先に想像すると思うんですが、僕はこれは違うと思っています。何が移行できていないかというと紙から電子です。紙を電子に変えてしまえば、確実に「判子」は「電子印」か「サイン」に変えるしかなくなると思います。今、「判子を無くす」で議論している問題を例えるならスマホの入力をあ行を連打するんじゃなく、フリックにしよう程度の問題だと思います。
僕が社会人になった頃は1人1台携帯っていう状況ではなく、また会社で支給なんて文化も超大手の管理職以上で聞く話で一般の、僕が入社できた中小企業では新入社員が「早く、携帯買えよ。」と先輩から煽られる時代でしたし、会社のPCも部署に1台という感じだったと思います。
発注や確認は電話が基本で、数量間違いなどが絶対に起こせないような発注(製造業など)はファックスが基本でした。そこから5年くらい経つと、1人1台携帯は当たり前になり、業種によっては1人1台PCという世界になりました。電話→ファックス→メールへ移行した時代です。
この時代から10年以上経とうとしていますが、未だにこの頃のまま生きている人が僕がいう「新しいツールに移行できない人」です。特徴としては
①電話の方が早いと考えている
②情報共有ができない
③会議や打ち合わせが好き
④顔をつき合わせて話すと本音が聞けると考えている
⑤ハードだけ最新ものが好き
※ガラケー大好きおじさんは化石として除外
①電話の方が早いと考えている人ですが、これは確かに「あなたは、その方が早い」です。最優先事項を電話で連絡するのは間違いではないので、電話は必要ツールだと思います。が、それは電話のかけ手と受け手の両方にとって「早い」ですか?という相手を思いやる気持ちにかけている人です。
②の情報共有ができないという人はメールだとCCやBCC、LINEのようなアプリだとグループ投稿が活用できない人です。「この人に言えばいい」という自分自身の責任だけを考える人で、つまり思いやりのない人です。
③会議や打ち合わせが好きという人で「メモをきちんととっている人」に僕は出会ったことがありません。彼らのほとんどは部下を連れてきて、部下に議事録やメモを任せ、自分たちは終始、話すのみという行動パターンです。おそらく丁寧に仕事のできないめんどくさがりな人だと思います。
④顔をつき合わせて話すと本音が聞けると考えているは、もう愚の骨頂ですよね。今の世の中の大半の人が時間に追われ、余裕がなく、それでも小さな隙間時間を蓄積して自分の自由時間を作っていると思います。つまり、よく分からない理由で呼ばれる会議や打ち合わせは「嫌」以外の何者でもないんです。それを察知していないのに「本音がわかる」とはなんぞや?です。
⑤ハードだけ最新が好き。これはひょっとしたら僕の周りだけかもしれません(笑)僕の周りの新しいツールに移行できない人の大半が最新のiPhoneと最新または1つ前くらいのiPadとApple Watchを持っています。使ってるんでしょうか?
どうやって彼らと付き合っていくか?色々と試行錯誤し、実践、改良、またまた実践と頑張ってみました。
結論、無理です。できる限り、彼らから離れる方法を考えることをお勧めします。
大変、残念な内容となり、申し訳ございませんが、無理だという結論になりました。色々と試してみましたが、彼らの行動を変えるのは、悪徳宗教の信者を改心させるとか、洗脳を解くみたいな話で、どう頑張っても、こちらの話に理解を示しても、行動が変わるというところには辿り着きませんでした。
身内とか社内であれば、おそらく可能なんだろうと思いますが、やっぱり基本的に「面倒な人」のお世話に親身になるって難しいですよね。
ということで、新しいツールに移行できない人との付き合い方は無い。付き合いをやめましょう!という結論でした。
株式会社サニムでは新しいツールを積極的に使って、自分たちに合うものを常に探しています。これ良いよとかいうアドバイスや、同じ中小企業のおじさん社長でどうしたらいいか迷ってますなんて相談も可能な限りさせていただきますので、お気軽にご連絡ください。
それでは。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いただいたサポートだけが僕のお小遣いです。ジリ貧(死語)