【全文公開①】◎大阪維新市政に新疑惑/カジノ用地賃料大値引き/専門家「不正な不動産鑑定」
〝評価額談合〟で毎年15億、累計500億円超優遇
カジノリゾート用地の賃料を不当に安くし、カジノ事業者を優遇している―。大阪市の松井一郎市長(日本維新の会顧問)が開設を狙う大阪カジノに新疑惑が浮上しました。日曜版編集部と日本共産党・宮本岳志衆院議員の調査で判明したもの。調査に協力した不動産鑑定士は、本来の賃料との差額を35年間で計500億円超と試算。市が賃料の根拠とした鑑定評価に「不正があった疑いが極めて高い」と指摘しています。
本田祐典記者
※肩書や今年・昨年などの表