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来年はどうしよう。

12月に入ると仕事や家の予定であっという間に31日になっていた。

年末年始向けの本は5冊くらい手配したけど、まだちょっとづつかじってしか読めていない。
家族のいる休暇の間(私のテレビとかの時間は全くなくなるので)読み切れたらいいなと思っている。

『2022−2023年末年始に読む本』

・そもそものデザインのりくつ 著者:シブヤ領一
最近聞いているポッドキャスト「デザイナーの給湯室」の配信をされている方(ぱちぱちさん)の本で、デザインのりくつを噛み砕いてわかりやすく解説してくれている。
「デザインについて学校で勉強したことない&デザイン事務所で働いたことない」フリーデザイナーの私にとって初めてできた優しい先輩みたいな本。
デザイン力の向上にワークを提示してくれていて、継続してやってみようと鼻息が荒くなる。
一応の読了はできたけど、実際にワークに取り組めてこその読了と思っているので、あと少し。

・文にあたる 著者:牟田都子
流れてきたツイートで知った本。ちょうど校正の様な仕事をしなくてはいけなくなり、仕事をどう取り組めば良いかわからずモヤモヤしていたので読んでみた。
あと少しで読了。校正の仕事の大変で面白い世界がリアルにわかって楽しめている。
できれば出版業界の仕事に興味がある娘にも読んで欲しいな。と思っている。

・詩歌探偵フラヌール 著者:高原英理
これも流れてきたツイートで知った本。装丁が最高!シックで素敵!と、予約した本。
本が届き、手にとってみてすぐわかった。やっぱり名久井様の装丁本でした。
画像だけでも魅力的に見える素敵な本。
こちらはまだまだ序盤で止まっている。世界観を楽しんで読む本に思うのだけど、楽しむ時間の余裕がまだ見つけられていない。

・百年文庫 「黒」「怪」 出版:ポプラ社
新春にそぐわなさそうだけど、どうしても読みたかった夢野久作と泉鏡花。
純粋で明るくて爽やかな気分に浸りすぎたらこういう趣の本でバランスを取ろう。
「黒」の久作さんの物語は読了して、つづけてサドの物語の途中まで読んだ。
うーん。。真っ黒だ。どうして人ってこういうイヤーな感じに惹かれる時があるんだろうか。。。

どこまで読めたかまた年明けにご報告します。
イラストはいよいよ年老いた母の代わりに娘と仕切った餅つきの様子。
私は餅つきの特に千切る仕事を受け持つことに大きな意味を持つという家庭に育った。
しみじみとこれができる年齢になったのかと感じた。

さて、来年はどうしよう。
どうしても生活を回すための仕事に重きを置いてきたけど、お餅つきを仕切れるくらいなら、自分の表現のために作ることに時間を割いてもいいのかなと思っている。

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