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小林幸子さんの似顔絵添削例⑦

2019年8月のお題「小林幸子」さんの似顔絵添削例です。
※本文中の教科書とは『似顔絵って難しいよねー似せるための観察方法と考え方ー』のことです。教科書があるとより理解が深まります。教科書のフルカラー版はBASEで、一部を白黒に変更した割安版はAmazonで購入できます。

生徒さんからのお題提出と質問

※お題提出時に3つの質問に答えて頂いています。

(質問1)どれくらいの時間をかけて描いたか教えてください

下書きのみ前に描いた物を今日の午前にペン書きしました。下書きは、似てる⁉️って感じたのですが、ペン書きすると似てない‼️とりあえず、色塗りするものの納得いかず。2枚目は、前のよりは、いいかな。提出の似顔絵は、二枚です。二枚目は、40分ぐらいです。とりあえず、提出できました。

(質問2)作品を描いてみてどんな気分になったか
「1」超よかった
「2」よかった
「3」ふつう
「4」あまりよくなかった
「5」ぜんぜんよくなかった
の5段階で数字で教えて下さい。

3です。

(質問3)どうしてその数字を選んだのか理由も教えて下さい。

運転会の準備や細かい段取りで、時間がゆっくり取れずに、思うように取り組めませんでした。あわてて描きました。でも、気分転換になりました。

質問ですが、似顔絵師さんの中に、目や鼻など描いたあと、顔の輪郭を描かれる方見えますが、輪郭から描く場合となんか違いはありますか?   

質問に対する返信

>>質問ですが、似顔絵師さんの中に、目や鼻など描いたあと、顔の輪郭を描かれる方見えますが、輪郭から描く場合となんか違いはありますか?

→これは私たち夫婦の考えなのですが、下書きの場合は写真から描く時が特に輪郭から描く事が多い気がします。写真からの似顔絵は良いお写真もあれば、顔に角度が付き過ぎているなど悪いお写真から描かなきゃいけない時も事もあるので、輪郭から押さえると絵が安定する気がします。
 反対に顔の中から描くのは対面で似顔絵を描く時が多い気がします。自然な表情やその人らしい笑顔って一瞬で消えてしまいますので「今笑ってくれた瞬間の口角の形をメモしよう!」みたいな感じでパーツから描き始める事はあります。
 輪郭から描くにしても、パーツから描くにしても「ある程度の完成形が見えていること」が大事かなと思います。
 ペン入れの順序についての質問でしたら、これはお好みの場所からペンでなぞれば良いかなと思いますが、

◆自分の中でミスしにくいと思う箇所
◆下書きが決まっていると思う場所(曖昧じゃない箇所)
◆ペンを持っている手の小指の付け根で、鉛筆の下書きを汚さないで済む箇所
◆あとは右利きの場合、顔の左側からペンを入れてると思います。自分の手で顔の右半分が隠れてしまうため。

以上の場所からペン入れをされている方が多いと思います。

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