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アラド戦記 SEASON9ACT5『キャラクター量産金策理論』

0.はじめに

 魔法回廊が公開され、本格的にバカルレイドへの導線が揃い始めた。
 今回のパッチ情報と併せた金策方法を一つ記しておきたい。

1.ACT5で変わった重要なポイント。

 今回の金策の重要となるポイントとなる部分が二つある。
・一日ミッションの内容改定
・ノブレスオブコード・ダスク
 まず一日ミッション内容改定だが、簡潔にいえばライアンコークスが配られるようになったのと点数を150ポイント稼げばプレイポイント10を得られるようになった。
 二つともファーミングにおいては重要な物資で、『マトモにダンジョンに行かないキャラ』ですら毎日手に入れておいてもいいくらいには重要な物品である。一日ミッション内容に一般チャットやギルドチャットの発言、装備解体などダンジョンに関わらないものの要求があり、それらをクリアする事で全くダンジョンに行かないキャラでもライアンコークスとプレイポイントを稼げる。
 それらポイントは後述のノブレスオブコード通常版に費やす為に取っておきたい。
 
 第二にノブレスオブコード・ダスクだ。これは通常版のノブレスオブコードをソロ・パーティー向けに改定したものであり、いわゆるボスラッシュ構造のダンジョンにあたる。
 ファーミング観点からすれば正直いって微妙な立ち位置であるが、ダスクの利点は「NPCからベリルでチケットを購入出来て、なおかつ費用が安い事」「他の上級ダンジョンと比べてクリアへの要求時間がとても短い事」である。
 「動かす時間はないが、疲労度が余って致し方ない」というキャラクターを突っ込んで、解体用のエピック装備を得てくるのが目的だ。
 いくらかの城・コード共用の購入財貨と交換可能ベリルがそれなりに入手できるのはおまけ。
 エピック装備を解体して手に入れられるのはおおよそ無色のキューブ300個及びエピックソウル1個。力の精髄として売り払うならせいぜい6万ゴールドだろうか。
 交換不可能ゴールデンベリル90個を、つまり10万ゴールドの物品に変換出来るわけだ。
 この価値は交換不可能ゴールデンベリルをどう見定めているかで変わる。カツカツならプレイポイントでこなすべきだし、もういらない程余ってるなら毎週でもノーマルやエクストラのチケットを購入しておきたい。
 エクストラの場合はエント精霊と森の魔女のカスタムエピック掘りも並行出来る。格安チケットのノーマルと使い分けよう。

2.ノブレスオブコードファーミング理論

 ACT5の一日ミッションの改定に合わせて、複数のキャラクターを育成しておく事の重要度が増した。
 具体的には、名声約22000ほどのキャラクターであればデイリーミッションに一日ミッションクリア箱が追加される。
 ゴールデンベリルと不吉の結晶が増えるわけだ。
 これを先述の一般チャットミッションなどと合わせれば、簡易的な『ゴールデンベリル稼ぎ要員』として機能するようになる。
(不吉の結晶は今後、全てがアカウント帰属になるらしいがここでの言及は割愛する)
 サブキャラクターの育成において、重要なのはサブキャラクター達のライアンコークスとプレイポイントが主眼だ。
 ノブレスオブコード(通常版)は、強いメインキャラクター達が新規のサブキャラクター達を育てる為に重要な場所なのだ。
 昨今の改変の影響で、ノブレスオブコードは育成用のエピックがとんでもなく落ちやすい。
 もし育成に使えそうなエピックでなくとも、解体に突っ込めばいくらかの無色キューブとエピックソウルが得られる。異界の気運がついているならば、濃密な異界のエッセンスが手に入る可能性もある。

 嵐の逆鱗マスターの閾値である名声3万ほどを目指すのも容易だろう。
 名声22000のキャラクターの一日ミッションクリア箱を増やす事も兼ねて、大量に回しておきたい。
 何のキャラクターを量産するかは、各々に委ねるが、オブジェクト装備キャラクター・不眠症セットなどと呼ばれる構成が比較的育てやすいだろうか。他にも色々あるので好みでやるといい。

 ノブレスオブコードのもう一つの利点は、他のダンジョンに比べてカスタムエピックや異界の気運付与の装備集めがし易い事だ。
 これは過去の改変によって、ライアンコークスによる強化チケットの恩恵が他のダンジョンに比べて段違いに高い事に起因する。
 エント精霊や森の魔女を必要とするメインキャラクターを引率要員に据えて、新規のキャラクター3人を名声3万になるまで引き連れ回す。
 ノブレスオブコードに行く為のチケットやライアンコークスの出資は、チケットが買えないタッチアップ以外は新規キャラがするのが好ましい。
 プレイポイント換算にすれば、ノブレスオブコード通常版のチケットは非常に高い。しかもベリルで購入出来ない。
 メインキャラクターのライアンコークスやプレイポイントはもしもの時に取っておいて、サブキャラクター達に常日頃から備蓄させておきたい。

3.ノブレスオブコードを脱した後は?

 ノブレスオブコードを卒業した新規キャラクター達。
 このキャラクター達については、嵐の逆鱗MやマイスターEなどでじっくりと育てていきたい。
 名声がイスフィンズに入場出来るようになり1段階をクリア出来るようになれば、金策・ファーミング要員としての価値は格段に上がていく。
 イスフィンズに入場出来るようになれば、その報酬を合成していく事ですぐ開戦に迎えるようになり、開戦の報酬はアカウント帰属はメインキャラクターに注ぐもよし、新しいサブキャラクター達に送るのもよし。
 交換不可の報酬は、回数をこなしていけば融合エピックを買えるほど溜まっていくので、それがいくらか溜まった場合は、回廊やバカルレイドを目指そう。
 もっとも、魔法回廊まで行けた場合は、そこから先を目指す旨味は今までに比べて少ない。
 開戦とバカルレイドの報酬差が、いってしまえば労力に比べて大した事はないからだ。
 レイドはソロで完結する事も出来ず、新規キャラクターだからと甘めに育てていた部分も他人に負担をかけるようになる。
 ここはレイドでも迷惑をかけないくらいに強く仕上げるか、妥協して魔法回廊にとどまるか。個人個人で折り合いをつけたい。

 キャラクター量産理論で重要かつ簡単にこなしていくコツは、何事もソロで完結出来る状況を作る事だ。

4.最終目標

 このサブキャラクター量産の最終目標地点は、魔法回廊辺りにいけるキャラを18~30体ほど作る事だ。 
 そうすれば融合エピックやエピックカードの量産が可能となり、メインキャラクターの強さも跳ね上がる事だろう。

 しかしあくまで最終地点がそうであるだけで、魔法回廊にいけるキャラが3~5体といった少数でもある程度は機能してくれる。武勇伝アイテムの交換したい代物を不自由なくメインキャラクターに与えられる環境を作るのが理想だ。

 ぜひとも各々の状況に合わせて、今回のパッチで変わった部分を活用してほしい。
 何事も重要なのは、ソロで完結する部分も多いのだから、そう気張る事はないという事だ。
 メインキャラクター1体だけを強くする。その為にベリルを稼ぐ後援のサブキャラクター達を育てる。
 お金を稼ぐ為に30体の魔法回廊をクリア出来るキャラを量産する。
 どちらの場合も、サブキャラクター達は好きに育てるといい。
 最近のパッチ環境ではアーカン・オブジェクト装備の参入障壁が低くなって、それを活用したソロプレイは非常に楽になっている。
 他人と組む場合はもちろん、ちゃんとしなければいけない部分はあるが、ソロで完結するなら各々好きにするのが一番だ。

 なににしたって、ゲームなのだから無理せず気楽に楽しむのがよい。