離婚後母親単独親権にするならばもう父親とは無縁にした方がいいのではないか。

今朝は子供を駅まで送ってきたが、Apple Musicで最近の流行曲を勝手に選択していたら「パパ、何でこんな曲知ってんの?」と驚かれたわけである。当然Apple Musicが勝手に選んでいるので知らないというわけで、子どもとは有意義な会話ができた朝であった。

さて、本題に入るが、先日、離婚後親権については衆参両院の議論と議決を経て離婚後共同親権の導入が決定されたわけである。

けれども反対派は国会の議決にも関わらず反対を叫び続けている。

子供の権利を考えるならば離婚後共同親権で、たとえ両親は離婚しても子供はそのふた親と可能な限り会うことができて情緒的な繋がりを継続する方がいいと思うのだけれど、彼ら彼女らにしてみれば父親というのは邪悪な魔王と同じで母親だけあれば良いという宗教的信念を抱いている様子である。

この国会での参考人もご本人はDVされたから離婚調停だ!と言い、夫側は面会交流調停を起こしたようであるが、それが妻側は気に入らないようである。面会交流などけしからんということなのであろう。

この態度は今に始まった事ではない。そもそも論として、母親側は子供は自分のものであるから子連れ別居も誘拐ではなく合法であり、父親の親権は無意味であるから蹴飛ばしても問題ない。たとえ婚姻中で父親に親権がある状況であっても父親に発言権を認める今の民法がおかしいと主張しているわけである。

現実に離婚が成立していなくても母親が実子誘拐のために子連れ別居してDVであるとして行政措置を申し立てて住所を秘匿してしまえば父親の親権は子供には及ばなくなってしまうことは自明なわけである。この不正常な状態は行政が主導しているわけである。

弁護士会も父親悪玉論を主張しているのではないか。父親は親として不適であるからこそ親権を不当に奪われても構わないという主張なのだろうと思う。

ありしん先生はこういう情報を精力的に集めていらっしゃるのでわざわざ探す手間が省けるので楽である。

多分彼女ら強硬派は実力で強行突破しようということなのだろうと思う。

つまり、以前、卓球の元選手で国際結婚して破綻した日本人女性が親権は父親にあったのだけれど、面会交流時にその長男を拉致して奪い去った事件があった。日本の裁判所も子供を父のもとに返せという判断を示したけれど、彼女は我が子を中国の高級ホテルにとどめ置いて抵抗したわけである。

最終的に彼女も子供を父親に返すことに同意したわけであるが、離婚後母親単独親権派の人たちはこの母親の行動を賞賛したのではないだろうか。

母親にしてみれば自分の子は自分だけのものであるという意識が強いのであろう。そういう女性は多分常識など捨ててしまっているだろうし、相手と話し合いで解決しようというような気持ちは皆無であろう。つまり気分は女帝である。

そういう人はかの元卓球選手の女性のように非合法的手段を取っても我が子を奪おうとするに違いない。

そうであれば、もうそういう女性には強行手段を取る以外にはないわけである。

無論子供の意思こそが最優先されるわけである。

子供の意思が明確になる時期までは単独親権を叫ぶ親は家庭裁判所に毎月供託金を支払う制度はどうか。例えば月10万円を供託金として家庭裁判所に支払う限り、一方の親は子供を単独親権者として独占できる。勿論、他方の親は子どもとは面会交流もできず、養育費を支払う義務もなくなる。

このような事例においてはこども家庭庁は子供の意見をきちんと聴取すべきであり、忠誠葛藤が起こらないように中立の立場で「子供の本当の気持ち」を知る努力が必要であろう。

単独親権者の母親が主張するように子供はもう二度と父親とは会いたくないということであれば特別養子縁組の時に行われるように子どもと父親の戸籍を切断して父子の関係を無縁にすれば良いわけである。その時点で供託金は父親(もうもと父親というべきか)に渡されればよい。

もし子供が父親に会いたいということになれば、供託金は両親折半にして、第三者機関が子供の意見を聞いて面会交流計画を立ててそれを実行すればいいのである。供託金はその経費として使われ、子供が成人したときに残金は精算して子供に渡せばよい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?