夫婦同姓

最高裁で夫婦同姓は違憲ではないといいう判決が出て左派諸君が意気消沈しているようであるが、元々事実婚では別姓であって、同姓にはなれなかったのである。

もちろん、女性の側から見れば、結婚して離婚したときに改姓する手間が省けるので別姓がよい。そうすれば簡単に結婚して離婚したときに男から慰謝料をふんだくれるということになる。結婚して離婚を繰り返せば小金持ちにはなれるかもしれない。いわば合法的な結婚詐欺がやりやすくなるはずだったのである。

そうなると男の方も簡単には結婚できなくなる。何しろ、気軽に離婚できる制度になると、結婚したからといって安心できない。いつ三行半を突きつけられるかわからないのである。

一方で離婚弁護士からすると大もうけのチャンスである。火のないところに煙を立ててDVでも何でも言って離婚させればよいわけである。子供の親権は母親のものになる確率は日本では8割以上である。子供を奪われる心配もほぼなく、金だけ入ってくるわけであるから妻側を説得するのは簡単であろう。

フェミニストたちは「男が恵まれ過ぎていただけです。男はもっと女性に奉仕するべきです。お金を払う額が足りません。もっとお布施をして勤労奉仕しなさい」というだろうが、男の方はそんなの冗談じゃない、それなら未婚でいる方がましだという人が増えるであろう。

もちろん、結婚に夢を見て安易に結婚したあげくにDV扱いされて慰謝料でケツの毛までむしられる男は絶えないであろうが、多くの男はその不幸な実例を教訓とすることになるであろう。

女性にしてみればDVといわれるのは男が悪いのだからきっちりと慰謝料を払うべきだし、子供の養育費は面会交流とバーターではないのだからもう二度と子供に会えないからといってバックレるのは許されない。財布としてお金だけ払うのが当然でしょう、男の人権なんて考慮すること自体がおかしい。女性のエンパワーメントこそが重要であって、男についてはむしろ女性のために犠牲になることを喜びとすべきだと考える人は多いと思う。

もちろん、まだ結婚が現実的ではない少年たちは力強く女性を支持するだろうし、私も利害関係がなければ口だけで女性を応援したいが、今結婚しようかどうか考えている男たちにとってどう映るかどうかはわからないのである。

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