離婚後単独親権の理想の世界

離婚後単独親権の場合、強制的に離婚別居親に政府が取り立てて養育費を払わせる制度を求めているようである。つまり、高葛藤と言いさえすれば離婚別居親は人権のない奴隷としてたとえ死んだって政府の借金だぞ、払え。と言い続けられるわけだ。

もう母子は安全地帯であり、奴隷身分に堕ちた別居親などこの世にいないと言う気分で幸せに暮らせる。金は政府がもう人間とみなさなくてもいい元夫から強制的に取り立ててくれるわけである。

え?元夫を人間扱いしないですって?もう元夫のことなんて言わないでおくんなまし。あれはもうこの世の人ではござんせん。この世の人ではないと言うことはすでに人じゃありませんのよ。

離婚後単独親権絶対維持派の天国とはそういうことである。

ドイツ帝国を建設したビスマルクは「我が帝国の問題は血と鉄でのみ解決される」と言ったそうである。

恐らくは離婚後単独親権の闘士たちは「我が帝国は別居親の血で運営される。別居親の血を搾り尽くせ!」と叫びたいところであろう。

だからこそ結婚制度の廃止には反対なのである。男はもう女性に奢るなどということはしない。デートとかあたおかなことはしない。自分の人生実現のために邁進するから女性は自分のリプロダクティブヘルスライツを十分に行使して子孫繁栄のために尽くしてくれ。男にはリプロダクティブライツなんてかけらもないので、権利のないことからは手を引くということになれば困るのは女性ということになろう。

流石の女性も単為生殖は無理である。

なので女性は蟻地獄のように蟻が自分の罠に落ちるのを待っているわけである。蟻が落ちてくればその体液を吸えるだけちゅうちゅう吸い尽くそうと待っているわけである。もちろん蟻は真面目に働く男たちである。その財産を吸い尽くせば次の蟻を狙うわけだ。

男ならそりゃエースだと撃墜マークを飛行機の機体に描くかもしれないが、女性はそういうことはしない。ただじっと待つだけである。

かつては家制度で嫁いだ女性が嫁から姑になる時に権力の移譲が行われた。今は家制度はない。今後、夫婦別姓が実現すれば結婚は男の家の財産を女性が強奪してゆくという形態を取るだろう。つまりは男の家の女性の家への吸収合併である。

吸収合併されたくなければ男は日本の女性とは結婚しないという選択肢を取るしかないかもしれない。子供については諦めよう。どうせ離婚という戦術を取られれば親権は9割で母親単独になるのである。男に勝ち目はない。

なので男としては結婚という形態を取らずに子供を作るということが一番の生存戦略である。どうせ、子供が成人すれば親権など意味はなくなる。そうなれば自分の子供の中で一番出来が良い子を後継に指定すればいいのである。射精責任とかいうのは無意味であろう。なぜならプロチョイス派は人工中絶の自由を叫び、人工中絶の時に配偶者の同意なしに自由に中絶させろと叫ぶのである。ならば女性は嫌なら勝手に中絶すればいいわけである。女性が中絶しないで子供を産むことに男の意思は介在しない。100%が女性の意思ということになる。

つまり、男は責任がないところに無理やり責任を負う必要はないと言える。つまるところ、たとえ女性が妊娠出産するとしても、認知をしないことが重要である。その子が優秀であれば、その子が成人してから改めて養子縁組すれば良いのである。

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