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ニセさんのペンを詰め替える【Continues_tour】

ニセペンとは


2017年に行われたツアー、Continues。
その時に販売していたツアーグッズのひとつが【ニセさんのペン】、通称ニセペンです。

懐かしい札幌公演から

販売終了なのが寂しい

源さんのグッズはとかく普段使いしやすくて実用的なものが多いのですが、このニセペンはその中でも秀逸でした。
なんせ日本で一番メジャーな筆記用具、ボールペンです。※私調べ
どこでも誰でも持っているし、いつでもどこでも使いますから。
その使い勝手の良さに加えて、このボールペンの中には「動くニセさん」が住んでいるのですw

BGMはもちろん「君は薔薇より美しい」でw

こちらはフローティングペン、というものです。
傾けるとオイルの中にある絵がひょーんっと動く、観光地のお土産なんかでたまに見かけるギミック付きのボールペンです。
厳密に言えばフローティングペンはデンマークのエスケセン社で販売されているものを指すようです。
ニセペンには正規品のロゴは見当たりませんが、そこはニセさんなので問題ありませんねw

さすがに気泡が目立つようになってきたニセさんたち


力尽きたニセペン

ボディが太くて普通に使いやすいもので、購入してから細々と使い続けておりますw
そしてとうとうやって来たのです、この日が。


はい、インクが切れましたw


まあ、いつかは訪れると思ってましたよね。
中身はごく普通のボールペンですもの。
そういえばファンの間で「ニセペンは詰め替えできる」という話を聞いた覚えがありました。
これは挑戦してみるしか!

※ニセさんのペンは詰め替えを想定して作られたものではありません。
なので、使い捨てボールペンを無理やり分解していくことになります。
挑戦しようと思う方はあくまでも自己責任で分解・詰め替えを行ってくださいね。


替え芯のこと

参考にしたツイートがこちら。

・4C規格芯(長さ67.0mm×軸径2.3mm、金属芯)

であれば交換可能とのことでした。
ちなみに芯上部に付いている白いパーツも替えたい場合は

・スワロフスキーボールペン パリスビジュー1448B用替え芯

というものが使えるそうです。
どこの誰か知りませんが、本当に貴重な情報をありがとうございます。

その中から今回は、プラチナ油性ボールペンの替芯【BPS-100S(ボール径0.7mm)】に取り替えてみます。
プラチナ愛好家としては軸をお気に入りメーカーに換装できるのも嬉しいですね。


いざ、外科手術

まずはティッシュなどを敷いて、多少汚れてもいい状態で始めます。
インク部分を扱いますから、念には念を入れてみます。

ぐいっとね

本体から先金部分(先端のシルバーの部品)を取り外します。
軸の黒い部分と先金部分の間ははめ込まれているだけなので、ゆっくり上下左右に揺らしつつ引っ張ると、意外と簡単に外れました。
特に接着などはされていない様子。

先金部分を外した状態がこちら。
場所によってはグリス(潤滑油)が付いていたりしますので注意です。
(グリスだと思って作業しましたが、もしかしたらフロート部分のオイル漏れの可能性もあります。さすがに素人には判断しかねますがw)

先金部分をよく見ると、上部に白いパーツが見えます。
これを左回り(時計と逆方向)にねじります。
私の場合はちょっと固まっていたので、そこそこの力が必要でした。
ねじり始めたら、あとはすんなり芯の部分が見えてくるはずです。

金属芯がやたらカッコいい

後は、白いパーツから金属芯をぐいっと引っ張るだけです。
ニセさんの心臓よ、さようなら。
新しい心臓でもモリモリ働いてくれたまえ。

ここまで来たら終わったも同然ですね。
先ほどとは逆の手順で、パーツを元に戻していきます。
白いパーツに新しい金属芯を差し込み、先金部分にねじねじとねじ込みます。
組み立てた先金部分を、丁寧に軸へ戻せば完成です。

リニューアル・ニセペン!(ジャジャーン!!!)

初めての作業でしたが、所要時間は10分もかかりませんでした。
替芯の選定さえ間違えなければ、簡単に取り替えることができます。
今回はお世話になりませんでしたが、白いパーツにも替えがあるのはとっても嬉しいですね。


取り替えを終えての雑感など

先金部分のギミックが動く限り、結構長く使えそうな気配です。
まあ経年劣化でフローティングしなくなったり、気泡が増えたりする可能性はありますが、それくらいなら全然愛せますw

いや、噂によるとセリアにハーバリウムを詰めて自作できるボールペンがあると聞きました。
そこらへんを流用したら、またオイル詰め替えでニセさん復活とかするかしら。
いやいや、さすがにオイルは特殊なものかも知れないなあ。
カスタマイズにもまだ可能性はあるのだろうか。
そこまで分解する勇気もないんだけどw

色々と考えるだけでも愛しい、大好きなニセペンです。
これからも末永く愛用していきたいと思います。
あ、もちろん、次回ツアーグッズで新しいフローティングペン登場!ってのも期待してますよー。

いくらあっても困らないボールペンは、いつでもウエルカムです!!

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