あのフェスが懐かしい(ただしラジオ)

源さんのことなら好き尊いマジしんどいので続くかなーと思って書き始めたnoteですが。
三日坊主上等なワタクシなのに、1週間は続いてますよ。
さすがだな。推しのある生活は最強。

ランダムであれこれ流して曲を聴いていたら、さっき流れたのが星野源「化物」でした。

はい名曲。
源さん3枚目のアルバム「Stranger」の1曲目です。
今は亡き歌舞伎俳優、十八代目 中村勘三郎さんへの想いからできた楽曲です。
2013年5月1日発売です。

まあ、この曲なんですけど。
これではないんです。

https://www.allnightnippon.com/hoshinogen/2016-08-22/01:00:00/

毎度おなじみ「星野源のオールナイトニッポン」でスペシャル企画として開催された「2時間生放送!星野源しか出ない夏フェスinいつものラジオブース」というのがありまして。
ニッポン放送第2スタジオという狭いスペースに楽器と機材をこれでもかと詰め込み、生演奏を2時間お届けするという贅沢な企画でした。
バンドメンバーもギター長岡亮介、ドラム伊藤大地、ピアノ櫻田泰啓という本気の布陣。
しかもラジオ本編ではオープニングのBittersweet SambaからBGMまで生演奏という、本当に面白くてカッコいい2時間でした。

…という企画が、しっかり音源化しているのです。
源さんのイヤーブック「YELLOW MAGAZINE 2016-2017 ISSUE01」に収録されています。もはや宣伝ですw

https://www.asmart.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&cat=100153460&swrd=&pid=10012380&vid=

てことで、その音源のひとつである「化物」がいきなり流れてきたんです。
説明文が長かった。

私は北海道のかなり田舎、もはやほぼロシアかというようなエリアに住んでおりまして。
「フェス」と呼ばれるものに参加したことはないのです。
一応北海道にも夏フェスはありますし(RSRとかね)、もちろん同じ地続きではあるんですが…なんたってまあ、物理的に遠い。
遠すぎて2日間参加しようものなら前泊後泊付けて4日間くらい使う始末なのですよ。
これはハードルが高すぎる。
ハードルというかもはや走り高跳び。

なので、フェスは「憧れ」なんです。
それがいつものラジオで開催された時の嬉しさったらもう。
嬉しくて楽しくて、最後はかなりマジ泣きしてました。
だって全員が砂かぶり席ですよ。
こんなに贅沢な夏フェスが人生初参加のフェスになるなんて。

そんな思い出てんこ盛りなフェスの、しかも1曲目で「こんばんはー、星野源でーす!!!」から始まったんですよ。
普通に曲を流していただけな状況で、いきなり。
曲を聴いた瞬間、ぶわぁっとあの時の感情が蘇ってきて、背中がゾワゾワしました。

もちろん、2020年の今、同じことはできません。
3密どころじゃない密度の企画ですもんねw

けど、あの時に不可能だと思っていた「フェス参加」は、星野源という一人の男によって超絶あっさりと叶ってしまったんです。

とんでもないご時世になっているけど。
こうやってCDを手にしたら「星野源しか出ない夏フェス」の世界に飛べる。
あの時の感動も絶叫も、感涙も全て手に入る。
今の境遇に絶望しがちだけど、まだまだ世の中にはできることが落ちている。
向かいあってハグはできなくても、声を聴くことはできる。

やり方次第で、たくさんのことが叶うんじゃないだろうか。
だって、推しを推すためなら、何でもできるもの。

もちろん「あ゛ー、本物のフェス行きてえー!源さんのライブ行きてええええーーー!!!!!」ともなりましたがw
まだまだ楽しむための工夫も知恵もアイテムも、たくさん存在しているはず。

源さん達が全力で届けてくれた「化物」を聴きながら、一筋の希望を見た気がしました。
ありがとう、源さん。

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