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折り合い

◎まさかの新曲リリース!!!

2020年6月19日、深夜0時。
「何かが発表されます」と盛大に焦らしていたものは新曲「折り合い」リリースでした。
確かにメチャクチャいい曲だし早く聴きたいとは思っていましたが、ここまで早くリリースされるとは…もう曲を聴く前にそこで感涙でしたw

◎そもそもは

この楽曲、元々はTBSラジオ「バナナマンのバナナムーンgold」で「日村さんのお誕生日企画」の一環として披露されたものです。
源さんは日村さんが38歳の時から毎年「日村さん○○歳誕生日の歌」と称してオリジナルソングを贈っていた経緯がありまして。
(ちなみにこの10年分の楽曲は星野源イヤーブック「YELLOW MAGAZINE 2019-2020」に同梱されています。
気になる方はぜひお買い上げください!
分かりやすいダイレクトマーケティング!!w)

【アスマート】
『YELLOW MAGAZINE 2019-2020』 http://www.asmart.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?pid=10023219

その11年目に当たる、2020年目のお誕生日。
「誕生日ソングという括りではなく、日村さんにまつわるエピソードをもとに曲を作りました」と発表されたのがこの「折り合い」という曲でした。
詳しくはこちらをどうぞ。

【JUNK バナナマン「日村の誕生日を祝うため今年も星野源さんが登場!新曲も披露!」】
https://www.tbsradio.jp/483898
メチャクチャ嬉しそうな日村さんがとにかく可愛い

「誕生日と悪口の縛りはもう厳しいけど、この形なら死ぬまで曲を届けられる」と言い切った源さんカッコよすぎでした。
そんな訳で、この楽曲は「日村さんが奥さんに隠れてご飯を食べている」という話が元になったものです。
なので、ラーメンとかのくだりがあるんですねw

ラジオで流れたのは、源さんがご自宅で全部ひとりで作ったものでした。
とはいえ、ほとんどリリースされたものと遜色ない完成度でした。
自粛中に打ち込みを勉強したという話ですが、作り込みの細かさがさすが星野源!という。

そのすぐ後で「星野源のオールナイトニッポン」でも楽曲が披露されました。
そこらへんは私が尊敬しているみやーんZZさんが書き起こしされていますので、そちらもぜひ。
ていうか、みやーんZZさん、もう「折り合い」のMVをリンクされていてビックリ!
お仕事早い!!

【星野源 新曲『折り合い』制作を語る】 https://miyearnzzlabo.com/archives/65407
この仕事の早さは感動です

ちなみにオールナイトニッポンのHPでも少しだけ紹介が。
【星野源のオールナイトニッポン 第193回「スッキリ」】
https://www.allnightnippon.com/hoshinogen/2020-05-19/01:00:00/
まだ「俺んちキーステーション」な頃でした

◎確かに言ってはいましたが

そして、ANNの中で確かに源さんは「できるだけ近いタイミングでリリースしたい」とはおっしゃっていましたよ。
とはいえ、バナムンで発表されたのが5月15日。
発表からリリースまでが、なんと1か月ちょっとです。
しかもMVまで作られているとは…驚愕です。
確かに円盤化はしていないのでリリースまでの準備時間は比較的早いのでしょうが、それにしても激早でした。

以前源さんが「ヒップホップ界隈ではベッドサイドでiPhone使って作られたような楽曲がリリースされて、それが普通にチャートに入っている」とおっしゃってましたが、まさにそんなスピード感。
とはいえ結構な手間暇かかりまくっている感覚もあるんですよねえ…実際に作ったことはないので、あくまでも想像ですが。
このタイミングに意味があるのか、それとも完成したからアップみたいな話だったのか。
その辺はもしかしたら、次週の星野源ANNで語られるかも知れませんね。

◎ソーシャルディスタンスMV

もちろんこの最中ですから、MVもソーシャルディスタンス。
それなのに、そんな息苦しさを全く感じない映像でした。
源さんが楽曲を作っていたり、スマホで何かしていたり。
違う場所では、女の子がお料理したり、ストレッチしていたり。
日常がゆるゆると流れていきます。
途中、源さんがルンバを足で止めたり、手元を見ずに麦茶をピタッと止めたり、しまいには梅仕事してたりしてキュンキュンしまくりましたよね。
私だけではないはずです。ねえ。ねえねえ。

そんな中、床にごろんと転がるとき、窓の外を見るとき、なぜか「重なり」を感じました。
電話で繋がるだけじゃない、どこか不思議な空間でふわっと繋がるような感覚。

>他人のようで違う

>家族のように映る

このあたりの絶妙な距離感。
いつもながら歌詞の解釈が無限大にできそうな、耳がしあわせになるリリックの宝庫です。

この瞬間だからこそ感じる寂しさと、そこに見出すあたたかさ。
そうだな、見つけなきゃ…と思いました。

最高の楽曲リリースをありがとうございます!
前向いていこう。
とりあえず踏ん張ろう。

やっぱり、音楽は生きる糧です。

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