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文庫版での快挙【いのちの車窓から】

1位おめでとうございます!

【いのちの車窓から】が、ダ・ヴィンチのBOOK OF THE YEAR 2022で文庫部門第1位を獲得しました。
2017年にハードカバーで出版されていた作品ですが、2022年に文庫化されたことから受賞につながったのですね。

受賞インタビューでは文筆家・星野源を見ることができます。
源さんの「エッセイ」を楽しむ人達が相当数いなければ、この受賞は成り立ちません。
(源さんにドップリなファンももちろん投票するでしょうけれども、ダ・ヴィンチという書籍オタ御用達な雑誌の背景を考えれば「ドップリなファン」だけの力で取れる賞ではないと思うのです)
「星野源」という有名税だけではなく、いちエッセイとしての【いのちの車窓から】が評価された受賞なのでは…と思うのです。

源さんが見た景色、体験した出来事。
刻々と変化する車窓はとても興味深く、どこか身近でもあり。
読んでいくうちに、ふと心が解けていくような気持ちになります。

インタビューでは、続刊についてのやんわりとした話もあったりします。
ファンは頷ける話なのですが、この先のことをしっかりと話してくれる源さんの粋な計らいに嬉しくなりました。
そして「変化」をごく自然に話してくれる源さんが、やっぱり大好きだなあと改めて思いました。

どうか末永く「いのちの車窓から」が続くことを願っています。
源さんの見る景色をお裾分けしてもらえるのは、本当に嬉しいことですから。
そして何よりも源さんご自身が、その車窓を楽しめるよう願っています。

受賞、おめでとうございます!!!


大泉兄さんが表紙なのもニヤニヤしますねw

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