ピアニスト・中村八大【星野源のおんがくこうろん】

最終回の激アツっぷり

星野源のおんがくこうろん、ひとあし遅れで完走しました。
これは1回目からぜひ観て欲しい。
全話見ることで見えてくるものは、あまりにも圧巻でした。

中村八大さんの楽曲については、時折ANNでも語られていました。
なので「日本のスタンダードソングを作った」という認識はあったんです。
けど、ジャズピアニストとしての中村八大さんのことは全く知りませんでした。

どの音楽家にも生まれて育った環境があり、背景があり、積み重ねてきたものがあり、たくさんの繋がりを経て作品が生まれていく。
そんな当たり前のことを、どれだけ私達は知らずに過ごしてきたのでしょうか。
単純ですが、その音楽家が身近になっていくのが本当に面白い番組でした。

改めて番組発表時の「無防備に語る番組」という意味が、ようやく理解できた気がします。
だって、どのエピソードにも音楽家に対する「好き」がぎゅうぎゅうに詰まっているんですから。
無駄話のように見えて、それを知ることで伝わってくる音楽家の鼓動。
これこそが「頭の田おこし」なのかも知れません。
だって、普通に生きてたらガーシュウィンが陽キャとか、Septemberのあのフレーズに意味はなかったとか、絶対に知らなかったですから!

もっと音楽を聴くことが楽しくなる、もっと色々な音楽を知りたくなる。
まさに「星野源のおんがくこうろん」はそんな番組でした。
続編に期待ですし、その前に今シーズンのディレクターズカット版もお願いしたいです。
だってこれ、絶対にもっとたくさんおはなしますよね?
せめて1時間番組とかにしましょうよー!笑

あと個人的には次回ANNゲストが「ジャズピアニスト」海野雅威さん、てのも胸熱です。
こんな繋がりがまた、新たな音楽の歴史を作っていくのかも知れません。

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