駆け抜けた1ヶ月

前回のあらすじ
・サーステを見て毛利寿三郎にハマった
・テニミュ再燃した

1ヶ月お疲れ様でした。
10/13にTDCでサーステを見てから転げ落ちるように加速して熱い気持ち忘れられなくなり、配信を繰り返し見て東京凱旋に通った1ヶ月間も、運動会で幕を閉じました。
まずは久々にテニミュって楽しいじゃん!を思い出させてくれたキャスト・スタッフその他関係各所の皆様、楽しい舞台をありがとうございます。
そしてチケット手配・グッズ交換等に奔走した自分、お疲れ様!

記録
・東京公演(TDC)
10/13ソワレ、10/15マチネ
・東京凱旋公演
11/3ソワレ、11/4マチソワ、11/5マチソワ
11/10ソワレ、11/11マチネ、11/12マチソワ
・運動会
11/14
・配信
10/6スイッチング、11/4日本代表スイッチング
11/12大千秋楽スイッチング、11/15運動会

反省点

東京初日付近で一回入っておくべきだった
東京楽に近いところが初回サーステだったので、TDCでチケットをあまり増やせなかった。交通費分で1回入れるくらい立川に通ってしまったのは完全に失敗。

観劇のための姿勢矯正をすべきだった
若い頃はマチソワ余裕だったけど今はマチソワ余裕じゃないかもしれない。テニミュが20周年ということは初演から見ているお前も20年分歳を重ねていることを忘れるな。
とりあえず椅子に乗せる姿勢を矯正するクッションを購入し、筋トレをはじめました。

時間休→ステガ、午後半休→運動会は結構キツい
なんならステガで22時までやった大千秋楽翌日の出勤もキツかった。
さっきも言ったけどテニミュが20周年、お前も20年歳を重ねているのを忘れるな……
日曜ソワレの翌日は在宅か半休か全休か、勤務の調整が必要。

▼以下ステガに対するもやもや
TDCは自分が入った公演が終盤だったのでほぼ追加が出来ず、いろいろ噂は聞いていた立川ステージガーデンで行われる東京凱旋公演を増やしたのですが……そもそも若くないオタクなのでかなりキツかったです。3時間20分の公演をマチソワ見るのは大丈夫なんですけど、ステガの椅子と寒さにやられて割と体力限界の状態で通ってました。
自分の入った席的にはそこまで見えないということはなかったので見え方は及第点。
音響は反響しないでいい音が反響してるのが気になるけど、外の音が中に入ってくることがないのでこれも及第点。
個人的にはやはり寒すぎること(急に気温下がった日でも冷風出てきとるが!?になってた)と椅子が本当にダメでした。座っているとじわじわと腰が痛くなってくる椅子、有明アリーナのスポーツ観戦用みたいな椅子の方が腰痛くならないってどういうこと!?

頑張ったこと

原作再履修
東京楽の後〜東京凱旋前までに原作再履修終わらせたの本当にえらかったとおもいます。
やっぱり原作を読むことで「このキャラクターのこの演技、この人はどういった解釈でこのセリフを言っているのだろうか」という解像度が一段階どころでなく2〜3段階上がる感じがありました。毎月ちょっとずつ読むよりも一気に読むとより面白さが増すというか、許斐先生が新テニスの王子様で描きたい、描こうとしている世界への理解が深まって面白かったです。

1st Stage/2nd Stageの再履修
現地でも見てるしBDも一回は多分見てるけど改めてこのタイミングで見ることで、サーステへの愛着が深まった気がします。
原作読んでもあまり興味ないキャラクターでもテニミュで見ることで大好きになるパターンありますよね。
セカステ見た時も多分感じてたけど、ザ・ウォール格好良過ぎ。サーステだと頼りになる先輩たちな側面が強いGenius10が、セカステだとめちゃくちゃ怖いし本当に「立ちはだかる壁(ザ・ウォール)」なんですよね……

立川通い
これは本当に頑張ったと思います。
始発駅(地元)から終点まで行ったさらにその先にある立川、2時間くらいかかる(もっと遠い方もいらっしゃるとは思いますが……)
ちなみに立川駅からステガまでの距離はさほど遠い印象はなかったです。道も広いので歩きやすいし犬も多いので結構好きです。

購入した配信の1日1回周回
運動会と大楽はちょっと無理かもしれないけどそれより前の2つは1日1周してました。朝の電車で1時間、お昼休憩1時間、帰りの電車で1時間でちょうど3時間見ることが出来るのでちょうど良かったです。
映像の出来としては初日スイッチングが好みでした(大楽スイッチング、スイッチングできずに同じ場所2回映したりしてますよね?)

ネームボードを作った
ギリギリでいつも生きているオタク、運動会前日16時すぎにお昼休憩入ったタイミングで「やっぱりネームボード的なものあった方がたのしいな?」と気付き、スマホでささっと作って会社のビルに入っているファミマでネップリして、会社で切り抜いて作った。いろいろと余裕のないオタクなので許してほしい。
結果的に持っていって大正解でした(ネームボード気付いてくれた上にファンサをいただけたので)

好きな試合の話

プレU-17 W杯 ドイツ戦
徳川&幸村VSボルク&フランケンシュタイナー

どこから話せばいいのかな……徳川カズヤって別の世界線を辿った越前リョーマだと思っているんですけど、この徳川カズヤ-越前リョーマラインに入ってくるのは手塚国光だと思っていて(つまり徳川-手塚-越前)、このラインに対抗する立ち位置として描かれるのが平等院-幸村-遠山だという前提のもとにこのドイツ戦を見ていました(手塚に対抗するのが幸村なのは原作準決勝のドイツ戦準拠です、でもおそらく無印の方の全国決勝S1って本来は手塚VS幸村だったのかなとか……)
まあとにかく本来であれば対抗するラインの2人がダブルスを組んで現役プロのボルクと戦う、この構図こそがすでに熱い。
「神の子」として対戦相手の五感を奪ってきた幸村が、初めて五感を奪われる側になりただの「幸村精市」になった時、幸村精市はどうしてテニスをするのか?幸村精市にとってテニスとはなにか?に向き合う瞬間を短い時間の中で丁寧に描いていたのが印象的でした。「テニスって楽しいじゃん」の煌めきは眩しいけれど幸村精市は「テニスを楽しめない」んです。ではテニスを楽しめない幸村精市はなんのためにテニスをするのか?テニスが出来なかった時間があるからこそ「誰よりもテニスを出来る喜び」を知っているということに気付く瞬間のあの瞳に光が戻る演技が最高。
そして幸村が五感を奪われている間、ヴィルベルタオフェが打ち込まれる間、幸村を守った徳川カズヤ……あまり徳川についての解像度が高くないので言及はしないのですが、ここのシーンで阿修羅の神道を徳川・入江で歌うのが狂おしいほど好きです。

準々決勝 フランス戦 S3
越前リョーマVSプランス・ルドヴィック・ シャルダール

馬上テニスから含めて全部良い。2人とも中学1年生なのでおそらく次々世代くらいを担う人材だと思ってます。個人的な好きポイントは打ち返した光る打球が越前に当たった時のプランス王子の反応。駆け寄って心配してくれる王子、基本的にとても良い子なんだろうなを感じて大好きになってしまう。
そしてなんと言ってもサムライVSナイト、これぞテニミュ!という雰囲気を感じる楽曲で最強すぎる。越前とか手塚戦でよくあるやつ(全員が歌ってくれるやつ)本当に最高。帽子脱げたまま戦う越前リョーマ、本当に良い。試合の内容としてはシンプルだけど、試合を表現する照明・楽曲・映像どれをとっても本当に良いものを見たなの気持ちになるので大好きな試合です。

その他雑感

アメリカ代表あったけ〜空間で大好き
自分自身のあるべき場所が分かっていない越前リョーマを受け入れ、諭し、背中を押してくれたアメリカ代表の3人本当に暖かくて最高の空間だったな…を反芻してしまう。

好きな曲
I can feel the worldとTOP OF THE WORLDの2トップ
I can feel the worldはテニミュにしか出せない味がして、こういったシーンを見るためにテニミュ見にいってるんだよなって思い出させてくれた曲。
TOP OF THE WORLDは一緒に振付出来るのが楽しくて大好き。サーステ通ってたオタクはこの曲聞くと客降りの幻覚が見えそう。

毛利寿三郎
8/11くらいは毛利寿三郎定点カメラしてたんですけど、ベンチの毛利寿三郎よすぎ問題が発生していた。お頭・阿久津・跡部あたりにも話しかけてる毛利強すぎるな……って思いながら見てました。個人的に一番好きなところは「寝やる!」の後寝ようとするときに白目を経てから寝る体勢に入るところ。あとI can feel the worldで「太陽の光浴びて」のフレーズのときに0番に立つ毛利寿三郎、最高の質感。
いろいろ考えたり解釈を深めたりしているんですけど、全然まとまっていないので今度機会があったら……サーステ軸と運動会軸が惑星直列起こしててちょっと言語化できなくなってるというか、チアボじゅさに脳破壊されてしまったというか……

駆け抜けた1ヶ月間、本当に楽しかったです!ありがとうテニミュ!ありがとうサーステ!!