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時間がゆったり過ぎる心地よさ 京都北山 陶板名画の庭

こんにちは、とめごろーです。京都で少し空き時間があったので、行きたくて、なかなか行けなかった加茂別雷神社(上賀茂神社)を参詣してきました。市内から上賀茂神社に行くルートは多くあると思いますが、今回は地下鉄で「北山」まで出て、そこからバスで行くというルートを選びました。私が学生の頃にはなかったルートです。。

威風堂々

さて、北山エリアなんですが、お洒落な感じの街というイメージがあったのですが、久しぶりに行く北山エリアは、コロナの影響もあるんでしょうか、空いている店が目立って、人通りも少なくて、やや寂しさを感じました。北山と言えば、大学生のころ、知人がやっていた喫茶店があり、よく通っていたのを思い出します。

そんななか、「陶板名画の庭」という洒落た建物を見つけました。入場料が「やすっ!」、なんと100円でした。場所は、京都植物園に隣接しています、植物園との共通券もあるようです。

コンクリート打ちっぱなし
滝と池配置で水が心地よい

建物は、かの安藤忠雄さんの設計で1994年竣工とあるので、結構前からあったみたいです。この陶板名画の庭は、その名の通り『陶板画』が展示されています、野外美術館の形になっています。コンクリート打ちっぱなしの建物を下りながら、心地よい水(滝)の音を感じながら、陶板画を見るという趣向です。陶板画は8点展示されています。
『陶板画』ってご存知でしたか?案内によると、『陶板に絵画を転写したレプリカ画で、オリジナルに忠実な色を再現しつつ、千年経過しても変色・腐食しないため、名画の保存技術として注目されている。』とありました。

モネ 睡蓮

展示してある作品は、「モネ」、「ミケランジェロ」、「ダヴィンチ」、「ゴッホ」、「ルノワール」などなど、有名どころが勢ぞろいです。

ゴッホ

中でも、ミケランジェロの大作、「最後の審判」は、バチカンのシスティナ礼拝堂にあるものと、ほぼ同じ大きさで1430㎝×1309㎝です。。絵もすごいし、大きさの迫力もすごい。本物をバチカンで見てみたくなりました。

すごい迫力の絵 ミケランジェロ

そして、ダヴィンチの「最後の晩餐」。こちらも、ミラノのサンタマリアディレグラツェエ修道院とほぼ同じ大きさのようです。なかなか見れないんですよね。。

天才 ダヴィンチ

このように、著名な画家の絵が陶板になっている美術館です。陶板の絵だけではなく、建物の作り方、進むにつれて通路が下がってくる形状、ところどころにある滝、池などの配置も含めて、余裕があるというか、時間の流れが心地よい庭(美術館ではなく)でした。気軽に行けるスポットです。

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