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体の力が抜けない人は要注意!

常に体に力みがある人、うまく脱力ができない人、
体操や運動をしても肩こりが改善しない人は、ぜひ最後までお読みください!

スポーツをやっている(やっていた)人ならわかると思いますが、適度な緊張を持ちつつも体は上手く脱力できていた方が、よいパフォーマンスができます。

必要な時だけ瞬時に力が入ればいいわけです。力は入るのですが、力んでいるわけではありません。

あ、すいません、運動(スポーツ)の話ではありません(^^;

普段の時から体に力みが生じている人がけっこういるって話です。「力を抜いてください」と指示しても抜き方がわからないんです。

例えばこんな検査をしたとします(図参照)

このように脚を持ち上げたとき、脚の力を抜いていた場合、かかと付近で支えている手をゆっくりおろせば脚は手に乗っかったまま一緒に下がっていくのは、わかると思います。

しかし、脱力できない人は、「力を抜いていてくださいね」と説明しても、抜き方がわからないため、支えている手を下ろしても脚を上げたままにしています。脚が浮いています(苦笑)

スポーツも、字を書くのも、包丁で野菜を切る時も、何を作る時も、肩に力が入っていると上手くできません。得意でない人は力みがある可能性が高いです。

体を使うことが苦手なのは別に問題ないと思いますが、脱力の仕方がわからないというのは「体の感覚がわからない」「自分の筋肉を思うように扱えない」という、皆さんが思う以上にちょっとマズイぞっていう感じです。

「不器用だから」じゃ済まされない!?

「ジブン、不器用ですから・・・」と済ませてもいいのですが、これは実は重要な問題がある可能性があります。

前回の記事にも書きましたが「深部感覚」の問題です。

身体を動かすことで養われる「深部感覚」が不十分になってしまうことになります。深部感覚とは体や手足の位置関係を把握したり、体を動かすために、また体を守るために必要な感覚の総称です。 これはとても大事な機能で、運動(体を動かす)にかかわるだけでなく、「自分」という存在、「自分軸」の形成が弱くなってしまいます。

HSPの根本原因は?

深部感覚が鈍くなっているので、筋肉に力が入ってることにまず気づきません。しかしここまでは問題ないのです。自律神経の働きで無意識に力が入っていることは普通にありますから。

しかし、意識を体の目的の部位に向けた時に、力が入っているかどうかが認識でき、そしてそれを意図的に緩めることができるかどうかは別問題になります。

これは深部感覚、そしてその連絡が正常でないと上手くできません。


ああ、またしもて脳幹、そして原始反射の問題が絡んできそう


前にこんな記事を書きました。それと同じことなのかなと。

単純に運動器の話で終われば、ただの不器用さんで終わるのですが、脳幹が絡んでいた場合、そうはいきません。

精神の問題、そして自律神経の問題も出てくる可能性が大なわけです。

精神・心の状態と自律神経の働きは影響しあってますし、様々な病気を引き寄せてしまう可能性がとても大きくなります。

そうなる前にケアをしておきたいところです。

ご自身の体が以下の状態かどうかをチェックしてみましょう。

①自分の意識した部位の力を意図的に抜くことができる。
(例:腕の力を抜こうと意識して腕の脱力をする。これを全身【顔、首、背中、胸、腹、腕、脚】でできるか)

②常に肩がこっていないか(運動や体操を数日続けて行っても改善しない)


体の機能を正常化させるには、ここからチェックしてみよう


上記のチェックが当てはまる方は、まずは原始反射の残存があるかどうかをチェックして、あるようなら統合をしていった方がいいですね。

※特に首、背中、腰が何したわけでもないのにいつもパンパン、ガチガチという人は恐怖麻痺反射やモロー反射がある可能性があります。

それほどなさそうなら、日常生活の中で自律神経を整えていく(またはできるだけ乱さない)ように心がけていきたいものです。

そしてできれば何かしら運動をして、体を自在に動かすという練習をして感覚を鍛えていった方がいいでしょう。

体も思考も、力みがなくなると、自然体でいられて物事が好転していきますよ。力みをとっていきましょう♪


原始反射の統合はこちらから ⇓ ⇓ ⇓

原始反射統合ワークショップ


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