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SQS + Lambdaでトランザクションメールを構築

背景あるタイミングで一斉配信されるメールからWebページに遷移してコンテンツを取得する際に、ワンタイムパスワードでの本人確認機能を実現する必要がありました。ただし一斉配信されるメールによってアクセスが集中するため、高負荷でも問題なくサービスを利用できるような構成を目指す必要があります。また実際にメール送信を行うのは外部のSaaSを利用するのですが、SMTPのコネクション数に制限があるため、何も考えずにメールを大量送信することはできないため、何らかの制御を行う必要があります。

    • Amazon RDS IOPS性能はインスタンスタイプのベースラインにも依存する

      結論RDSでIOPSやスループットをチューニングする際は、インスタンスのベースラインも意識する必要があります。 きっかけはレコメンデーションとある日、本番ワークロードで利用しているRDSのコンソール画面にて、レコメンデーション機能によって、IOPSキャパシティのプロビジョニング不足を指摘されました。 半年前ほど、これまでの実績と将来のワークロードに合うように、ストレージタイプとプロビジョニングIOPSを余裕を持って調整していたため、思ってもいない指摘でした。 CloudW

      • どうしたらアジャイルになれるのか

        唐突ですが、自分の発散も兼ねて現業での悩みを記事にまとめました。どうにか改善したい思いで業務に臨んでいますが、なかなか難しく、悩む姿を反面教師にしてもらえればと思います。 プロジェクトの業務環境 私は自社製品のポータルサイトを開発・保守しているエンジニアです。プロジェクトの構成は、開発発注元である親会社のIT部門(担当複数)、別子会社であるの企画担当(複数人)、そして私が所属する開発チームという、所謂メーカー系の親子会社関係でプロジェクトを実施しています。 また2週間スプ

        • viで修正したファイルに改行コードが入ってしまう

          サーバー上にあるプログラムから参照されるファイルをviで修正した際に、どうしても改行コードが入ってしまいます。対応策を下記にまとめました。 viで修正して確認 事象に気がついたのはlinux上のサーバー機でしたが、手元のMacで検証します。適当にtxtファイルを作成して、viで文字を入力後、確認すると以下のように\n が入ってしまいます。。。(odコマンドでダンプ表示) [user@252 ~]% touch hoge.txt[user@252 ~]% vi hoge.

        SQS + Lambdaでトランザクションメールを構築

        • Amazon RDS IOPS性能はインスタンスタイプのベースラインにも依存する

        • どうしたらアジャイルになれるのか

        • viで修正したファイルに改行コードが入ってしまう

          AWS DynamoDBのオンデマンド/プロビジョニングモードまとめ

          DynamoDBを利用する際、テーブルごとに読み書きのキャパシティモードを設定します。その際にオンデマンドとプロビジョニングのどちらかを選択する必要があり、それぞれワークロードによって選択が変わってくると思います。 本記事ではキャパシティモードについて公式のデベロッパーガイドを元に概要をまとめました。 https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/amazondynamodb/latest/developerguide/HowItWorks.ReadWr

          AWS DynamoDBのオンデマンド/プロビジョニングモードまとめ

          Nuxt3をhttpsで起動(ローカル環境)

          概要開発しているバックエンドアプリケーションの影響で、ローカル環境でもフロントエンド用として構成しているNuxt3をhttpsで起動する必要がありました。 環境Nuxt3 v3.7.3 macOS 13.4.1 自己署名証明書の作成(オレオレ証明書)アプリケーション起動時に自己署名証明書を指定して起動することになるのですが、その際に利用する自己署名証明書を準備します。 mkcertを使えばサーバー証明書と秘密鍵を簡単に作成することができます。 Macの場合Homebre

          Nuxt3をhttpsで起動(ローカル環境)