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カーゴドアの開閉その1

皆さん、お疲れ様です。
Nissyです。

今日も夜から朝までのロング勤務でした!
5アサイン中の全便が777Fでトリプル祭りでした!!

さて、今回は各機種のカーゴドアの開閉方法の違いについて書きたいと思いますが、かなり長くなってしまいそうなのでその1では開け方のみ紹介します。

普段、B777、737、A330をハンドリングすることが多いのですが、ボーイングとエアバスでカーゴドアの開閉方法が大きく違っています。
まずどちらの機体もカーゴドア本体のレバーを下げてからドアを開けますが、エアバスはレバーを下げると同時にドアも前に出てきて少し開いた状態になります。
ですので、ステア(ドアを開けるためのステップ)をドアの正面につけてしまうと、開いたドアがステアに当たり、機体へのダメージや怪我に繋がってしまう恐れがあります。
その為、エアバスではドアと当たらない位置からレバーを下げるルールになっています。
ボーイングではバーを下ろしてもドアは開きませんが、777ではドアの操作版とレバーとの距離が遠いので、一度正面にステアをつけてレバーを下げてから操作パネルに付け直しています。
そして操作パネルの違いですが、ボーイングはスイッチを上下長押しで開閉し、エアバスはノブを左右に動かして開閉するので、そこもまた違っていますね。

ここまでドアの開け方を紹介しましたが、分かりやすく説明できてましたでしょうか…?
思い返せば、自分がOJTだった時も言葉で説明されるよりも、実際に見て、操作して理解できたので、展望デッキから観察したり、動画などでじっくり見てみるのもいいかもしれませんね!

次回は閉め方について書きたいと思います!

それでは、次回もお楽しみに!( ˊ̱˂˃ˋ̱ )


JAL、「Classic Japan Rally」参加車両を空輸。フェアレディSP310とブガッティT37が福岡空港に(8/21)より画像引用させて頂きました。

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