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【ぼくのマイゲーム・マイライフ】③スーパーマリオRPGを買ってもらった夜の懺悔

さて、今日はTBSラジオで
今年3月まで放送されていたゲームトークバラエティ番組、
「ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ」
のリスペクト記事、第3弾です!
過去の記事はこちら。

簡単にご説明すると、
この番組でよく出ていた話題を俺にも喋らせろ!
という記事です。
番組に出たかったんだよねー。
一般人がゲストに出た例はないけど。

今日のおすすめアーカイブはこちら。
バラエティ番組で引っ張りだこ、
「にこるん」こと藤田ニコルさん。
ポケモンが大好きらしくてひたすら語っています。
「ビジネスファン」ではない!……と、信じてる!
ゲームそのものの話ではないけど!

で、今回僕が喋らせていただくのは、
「小学校の頃のゲームの思い出」。
その中でも印象的だった、
スーパーマリオRPGを、
買ってもらってからプレイするまでのお話。

ええ、ゲームそのものではなく。

■スーパーマリオRPGを買ってもらうぞ!

1990年代。
僕がまだ小学生だった頃、
「ゲームソフトを買ってもらう」
っていうのは、
それはそれは貴重な機会でした。
たしかスーパードンキーコングを買ってもらった時は、
デパートのゲーム売り場で
何を買うかを2時間迷って
親父の機嫌が悪くなっても、
そんなのお構いなく悩み通してましたね(笑)

今だから思う。
親父、あんたは今、
怒っていい。
怒っていいんだ……。

そんな中、小学校4年生の3月ですかね、
任天堂とスクウェア(当時)がタッグを組んだ、
「スーパーマリオRPG」が発売!
僕はそれまでにDQもFFもやったことが無かったにもかかわらず、
クラスのみんなと大盛り上がりしていましたねー!
映像は3Dでキレイだし、
めちゃめちゃ面白そうでしたから。
当時テレビで流れていたCMは友達とみんなで合唱してたし(笑)、
歌って!と言われたら今でも歌えるくらい好きでした。
いや好きです!

で、前述の通り、
このゲームが発売されたのが1996年の3月だったんですね。
そして、僕の誕生日は4月!
これはもう、誕生日プレゼントはスーパーマリオRPG一択です。
……いや、確かロックマンX3にしようかちょっと悩んだような。
でもやっぱりあれよね、
教室での熱量が違いましたから。

……で、誕生日が近づいたある日、
学校で「スーパーマリオRPGを買ってもらうんだ!」
とにこにこ話をしていると、
友人の大谷さんから、衝撃的な言葉を聞くことになります。

「スーパーマリオRPGって、
 セーブデータ1個しか作れないよ」

こ、これはまずい!
何故なら妹も
「スーパーマリオRPGやりたい!」
と言っていたから

このゲームは1人用ですから、
当然、セーブデータは2つ以上ないと、
妹は遊べません。

でね……改めて今、文字に起こすと、
なんか「ようやるわ」って思って
恥ずかしくなってきたんだけど、
この時親父に
「妹の分も買ってほしい!」
って頼んだんですよ(笑)

これはさすがに両親ともに渋い顔をしてましたね。
スーファミのソフトは当時
8000円とか9000円とかしてたんですよ。
それを2つ、しかも同じものを買え、と。。。
しかしながら、当時小学3年生の妹も「やりたい!」って
援護射撃をしてくれたことで、
なんとか、買ってもらえることになったんですよね!
すまん!ホントすまん!ありがとう!

で、誕生日がやってきてさ。
夜にみんなでケーキを食べながら、
父さんからスーパーマリオRPGを2つ、受け取りました。
カートリッジの一方には僕の名前、
もう一方には妹の名前を書き、
消えないように上からセロテープを貼って、
これでセーブデータが1つしかなくても、
兄妹ともに遊べる!よかったね。

そうやってホクホクしていると、母さんが
「せっかくだからやってみたら?」
と言ってくれて、
特別にその日に遊ばせてもらったんですね。
時間はすでに夜。
「ゲームは1日1時間!」であり、
「夜のテレビはお父さんのモノ」だった僕にとって、
暗い時間にゲームをするのはとてもドキドキしたものです。

せかせかと勢いでスーファミを取り出し、
配線をハァハァ言いながら繋いで……
「そんな慌てないの(笑)」と母さんに呆れられながら
いざ、電源ON!

すーまりRPG

セーブデータのスロットが
4つあるー-----!!!!!

ゲーム画面を見ながら真っ青になりました。。。
両親の顔が見られなかったですね……(笑)
だまって、だまーって画面を進めて、
何事もなかったかのように
ゲームを継続しました。。。
後ろにいる両親は気づいているのかいないのか、
何も、言いませんでしたね……。

でも、そうですよねー。
小学校の頃のゲームの話なんて、
ガセネタの宝庫ですもんね。。。
そんなこととはつゆ知らず。

でも両親はホント怒らない人なんで、
結局、何も言われませんでした。
親父、お袋、
今あんたたちは
怒っていい……。
怒っていいんだ……。

ちなみに妹はスーパーマリオRPGをほとんどやらなかった。

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そんなわけで、
スーパーマリオRPGを買ってもらったときの
話をさせていただきました!
ゲーム自体も言わずもがな名作で、
ゲーム実況で見返してみると、
任天堂とスクウェアの
プライドとプライドのぶつかりあい、
という意味でも面白いです。

例えば、ドソキーユングってキャラが出てたりすると
「ああ、ドンキーコングは許可が降りなくて
 パチモンを出したんだろうなぁ」
とか、
RPGにしてはマリオはセリフがゼロだなぁ、
やっぱり任天堂にとってはプレイヤーの分身、
ってことなのかなぁ、
でもマリオのアクションがこれだけ豊かってことは、
スクウェアはセリフをしゃべらせたかったんだろうなぁ、
(DQとFFの最大の違いでもあるよね、主人公セリフ。)
とか色々感じるところがあって
本当に唯一無二なゲーム、
改めて名作だと思わされます。

あとは攻略本読みふけった話とかもね、
いろいろあるんですけど、
今日のお話はここまで!
昔話は書いているうちにいろいろ思い出せて
楽しくすらすら書いてしまいますねー。

それではまた、コントローラーと一緒に
読みに来てくださいおなしゃす!

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