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喰う寝る遊んでまたゲーム「へたくそだって構築記事書きたいんだ!」

なぜなら、本当に頑張って考えたからです……!

というわけで、本日はポケモン実況者「インゲン」さん主催、
仲間大会「セイムビートが止まらない」に参加しました。
この大会のルールは
・同じポケモンを複数体出してよい
・同じ道具を複数体に持たせてよい
・使えるポケモンに一部制限がある
という特殊ルールでした。

ホント毎回思うけど、ポケモンは悩んでいる時間は長いけど、勝負は一瞬だよね。あっという間に上限の10戦が終わりました。めちゃめちゃ楽しかった。

本当に本当に悩んで、個人的に良いパーティが作れたと思うので、
自分のために構築記事を書きたいと思います。
参考にはならないと思いますが……。自分の悩みの軌跡を記録したかったので。
あ、ダメージ計算とかはほとんどないです。
ダメージ計算するレベルに至っていません、僕。。。

■爆速高火力アタッカー・ヌオー

まずはチームの軸。とても悩みましたが、3秒間の思慮の結果、
相棒ポケモンのヌオーに決定。
同時に複数体出すのもヌオーにすることに。

メジャーなヌオーの型は受け。
特性「天然」を生かし、
能力を上げに上げて勝利を確信している相手の前に立ちふさがり、
ボヨヨンといなして後続につなぐのが得意です。

しかし。

しかしヌオー好きとしては、
やっぱり相手をバッタバッタと倒していく姿が見たいよね!

それに、ちょっと話が変わりますけど、
「ポケモンが複数体パーティに入れられる」って、
どういうメリットがあるか結構考えたんですけど、
正直そんなにメリットないんですよね。
同じ弱点のポケモンが並ぶので、
相手の技が一貫しやすくなりますから。

ただ唯一のメリット……といっていいのかな、
「型の誤認」はさせやすいかもしれません。
意表はつきやすいのかも。

もしこちらのパーティにヌオーが2体並んでいたら、
お相手はおそらく
「一方は物理受け、もう一方は特殊受けかな」
と読んでくると思います。

ということで、1体を物理アタッカー、
もう1体を特殊アタッカーにすることに決定。

■ヌオー(物理アタッカー)

A252-D30-S228、いじっぱり。
強力な技「地震」をタイプ一致で撃てるのは強みですね。
しかし……以前もアタッカーヌオーを育成したので、
わかっていることがある。。。
Aに振ってもたまを持っても、鉢巻きをしても、
実はエースとして戦えるほどにはパワーが足りていない……。A実数値149。
さらに防御方面に努力値を振らないと、想像以上に柔らかい。
さてどうするか。

■ヌオー(特殊アタッカー)

C252-D30-S228、控えめ。
上とAC以外同じです。命中不安はダイマックスでカバーするしかない。
それでも、当然火力が足りない。。。
なんせCの種族値65ですからね。。。Cの実数値は驚異の128!
アタッカーとは何なのか。

……と、型と軸は決まったが、これだけではまだ面白くないので、
さらにヌオーを追加する。(実は構築当初に3体目を追加した理由は忘れた。マジで面白いからだとかそんなだった気がする。)
3体目の型は未定だが、まぁ受けが妥当かな、と考える。
これは面白いことになるぞ!

■ヌオーの弱点

では残りの3体をどうするか。
これまでに何度もヌオーを使ってきましたが、
これまでヌオーがお相手の前に立ちふさがるやいなや、
ものすごい勢いで草ポケモン・あるいは草技が飛んできます。
なので、草技をがっちり受けられるポケモンが必要。
いろいろ考えましたが、ここで問題が。
草が受けられるポケモンは氷と飛行が一貫しやすいんです。
(今思えば実は全然そんなことはなかった。
 炎・毒・鋼で固めればよかったかも。
 エンニュートとかストリンダーとか。)
特にフリーズドライは怖い。
以前によく水統一を使っていましたが、
フリーズドライでメタメタにされてしまうことも多々ありました。

要は、上記の通り、弱点が一貫しやすいんですよね。
ここが難しかったのですが……。
(だから炎・毒・鋼が以下略)

ここで、電流、走る。ビリビリ

あえて弱点を一貫させる。
鬼の弱点保険パーティの誕生である。

ということで、残りのイカれたメンバーを紹介するぜ!

■キレイハナ

細かい振りは忘れましたがほぼHBでおだやか。
弱点技を受け保険金を受け取り、力を吸い取るで回復、
さらに蝶の舞を積んで、特殊ヌオーにバトンです。
さすがのヌオーでもこれだけ積めばいける!
……と思いましたが、C5段階アップのダイストリームで
フリージオをギリギリ飛ばせなかった……。
すまん。俺が直前で「大地の力」を打ってしまったせいで。。。
まぁでもフリージオって特防種族値130もあるのね。頑張った!

エースのヌオーが倒れた後、
ねちねちと粘って勝利につなぐのもこの子の仕事です。
いや、マジでつよいよキレイハナ。

ただ「力を吸い取る」とヌオーの「天然」の相性が悪すぎる。。。

■ドラパルト

HS252。ノーウェポンドラパルト。必ず初手で出してました。
元々ペンドラーだったんですけど、さすがに弱点を受けるには壁がいる、
ということで、
・壁が貼れる
・バトンができる
・詰める
・草半減
の条件を満たすポケモンとして、ドラパルト。
イオルブとかもいたけど、やっぱり素早さは正義なのであった。
マイナーなポケモンが使いたいタイプなのでイオルブも相当考えたけど、
ヌオーを確実にアタッカーにするためには仕方がなかった!
基本選出がドラパルト、キレイハナ、ヌオーだったので、
ヌオーが倒されると攻撃技がギガドレインしかなくなる。
……が、だいたいキレイハナかドラパルトの弱点保険が残っていたり、
ドラパルトがギリギリ壁を再展開してくれるので勝てることも多々あった。
ドラパルト、名サポート役でした。

■エースバーン

HD252。
大会参加10秒前までこの枠はバシャーモだった。。。
バシャーモ、ルール規定で使えないとは。。。
寝ているところとつぜん電話で起こされて出勤するように言われたLv.1のヒバニーが大急ぎで支度してくれました。
ドラパルト・キレイハナだと、壁を貼ってもグレイシアのダイアイスに耐えきれないので、氷の一貫を切るため、
それと、ヌオーを加速させたかったのでバシャーモだったのですが……。

なので、
・氷半減
・草も半減
・バトンができる
・素早さをあげられる
ということで白羽の矢が立ったのがエースバーンでした。
(また厨ポケになってしまったが、時間がなかったので仕方ない。。。)
できれば弱点保険も発動させたいので特性は「猛火」。
大会ではリフレクター込みとはいえ
しっかりドリュウズの「地震」に飛び込んで耐え、
AC2段階上昇をヌオーに回してくれました。

■あと1体どうしよう

これでもう大丈夫だろう。
相手は弱点を突きたくて突きたくて仕方ないハズだ。
ランクマにヌオーの代わりにガマゲロゲとトリトドンを連れていき
シミュレーションをしてみたが、バンバンフリーズドライを撃ってくる。
いいぞいいぞ。
さらに、ヌオーにはSをしっかり振っている。
その恩恵で、2加速すればなんと最速100族を抜く。
サンダー?上からダイアイスでワンパンしましたが何か。
爆速高火力ヌオーの覚醒は近い。

ラスト1体残っているけど、
まぁたすきカウンターヌオーあたりでいいだろう。
そう安堵し、私はシャワーを浴びた。

その時だった。

……!

ナマコブシで詰む……。

あらゆるシミュレーションを行い勝ち筋を考えたが、
火力を積みに頼っているのでどう考えても勝てない。
いや、ランクマッチならいい。
ナマコブシなんてほとんど出てこないから対策は不要だろう。
ただ……インゲンさん主催、そしてインゲンさんの一押しポケモンは
ナマコブシ……。

これはまずい。ラスト一体をヌオーではない別のポケモンにしないと。
条件は
・草半減以下
・氷か飛行が弱点
・バトンができる
・素早さがあげられる
・単体でナマコブシを「自己再生」で追いつかれないレベルの
 火力が出せる←new!

……そんなやついるわけないだろ!

いや、一応いたんですよ。ルチャブルっていうんですけど。
かたやぶりがあるから。
ただ、バトンを主軸に置いているので、
基本は草技を受け、弱点を耐える必要があるため
Aに努力値は振れない。ルチャブル柔らかいからなぁ。。。
しかしナマコブシには「カウンター」があるので一撃で倒す必要もある。
また、バトン想定なのでBDダウンする「インファイト」は撃ちたくない。
「跳び膝蹴り」で自滅も論外。「ブレイブバード」も避けたい。
となると……「フライングプレス」しかない。
ダメージ計算を回してみました。

信じられないことに、A6段階上昇のフライングプレスでは、
HB特化ナマコブシを一撃で倒せない。。。

ルチャブル……。悲しい……。

もう切るしかない。ナマコブシが来たら諦めよう。

そう思っていたのが、前々日の夜。

何も閃くこともなく、大会当日の朝を迎え、
通勤電車に乗り込んだ。

このとき……!

ふたたび、電流、走る!ビリビリ

■ヌオー(対天然特化型特殊アタッカー)

最後の1体をヌオーで通せるとは……嬉しい!
努力値振りはC252-D30-S228。性格も持ち物も、
もう一体の特殊アタッカーの振りと同じです。

違うのは「アシッドボム」を持たせたこと!
D2段階下がれば、「ナマコブシ」をだいちのちから確定2発!
ナマコブシを落とせるなら、他の「天然」持ちも怖くないでしょう。
ヌオー、お前すごいぜ。なんでもできるんだな……。

(ちなみにわざわざ「アシッドボム」持ちアリとナシで分けたのは、
 ダイウォールが必要になる場面が絶対にあるからです。
 伊達にヌオー育成していないぜ。)

ということで、6体目は当初の予定通り、ヌオーを構築に入れることができたのでした。

(なお、ヌオーが「天然」だったため、相手のDダウンでは威力に影響が出ず確定4発だったことに気づいたのは、この記事を書いているときだった。特性はちょすいにすべきでした。。。)

以上、構築記事、というか、自分の構築悩み記録文でした。

■結果をざっと。

たしか6勝4敗でしたが、夢中になってしまってあんまり覚えていない。。。

お相手は割とはっきり
「エンジョイこだわり派」と
「ガチパ派」
に分かれていて、
エンジョイこだわり派のパーティには勝てましたが、ガチパ派には苦戦した、といった感じでした。
でも1回ガチパに勝てたのはうれしかったなぁ。
ドヒドイデ、バンギラス、ポリゴン2に
物理ヌオーで無双したのは爽快だったな!
きっちり弱点保険を2回発動させ、
3体を上からきっちり制圧できたのは今大会のハイライトです。

あとハイライトといえば……

・ジャラランガ統一に真っ青。
まず初手のドラパルトがスカーフジャラランガに
何もさせてもらえず撃沈。
しかしキレイハナが踏ん張り、ヌオーへバトン、ダイマックス。
ジャラランガを撃破し、次に来るのはジャラランガ。
ジャラランガがゲシュタルト崩壊してきたが、
たすきを読みダイアイスを撃ち込む。
案の定タスキ。ドヤ!ドヤドヤ!……あれ?
……ジャラランガの夢特性って「防塵」なのね。。。
ヌオーが突破され焦りましたが
その後キレイハナがなんとかしてくれました。
キレイハナまじで強い。

・オーロンゲの挑発に何もできずに敗北。。。まぁ、妥当。
元々挑発にはヌオーのびっくり高火力で落としてから
そのあと積みなおす予定で、
オーロンゲは突破できたんですけど、
後続のスカーフキッスにボコボコにされました。

・最終戦、対グソクムシャ統一戦は熱かった。
初手ドラパルトで「リフレクター」、
「竜の舞」からキレイハナにバトン。
キレイハナの弱点保険発動、
「蝶の舞」で積み、
さらに「力を吸い取る」で2段階下げ、
満を持してヌオーにバトンしたのだが、
ヌオーの「天然」の前ではA2段階ダウンが無効に。。。
お相手の「吸血」一発で3/4減らされてしまう。目を疑った。
この時点でまだ相手に全くダメージを与えていない。
もうダイマックスを切らないと、ここから3体相手にできない。
素早さで上はとっている。いける。

ダイロックでまず1体、ダイウォールを挟んで(「出会い頭」を防ぐため)、ダイロックで2体撃破、3体目の「出会い頭」も「まもる」で防ぐ。ここでストーンエッジでフィニッシュ!……というところで外す!
残っているのは瀕死のノーウェポンドラパルトと
ギガドレインしか攻撃がない体力ゲージが黄色のキレイハナだけ。
お相手は体力マックスでダイマックスを2ターン残し、その手には「命の玉」が握りしめられていた……。

惜しかった。
リフレクターを貼って倒れていくドラパルトを見届けながら、
まぁ、エッジを外して負けるのは、3/4は勝ってるってことだからね、と
自分を責めて泣いているヌオーを慰めていると、
なんとキレイハナの素早さがグソクムシャを上回っていた!(私の知識不足でした)
「力を吸い取る」が上から通り、なんとか詰みに追い込むことができました。
いやー、全員頑張った、本当にいい勝負だった。
……ガチで組んだのに統一パにいい勝負っていうのも情けないが、それはひとえにトレーナーの力不足である。選手たちは最高のパフォーマンスを見せた!

・この世の化石ポケモンで最も珍しい姿を見た。

■悩むのが楽しかった

そんな感じで、久々の仲間大会は幕を閉じました。
本当にあっという間。

でも対戦した時間の、その数十倍の時間、悩んでました。
構築を悩むのが楽しいのなんの。
弱点を一貫させてバトンするのに気づいたのが嬉しいのなんの。
ナマコブシに絶望するのなんの。
からのアシッドボムの閃きなんのなんの。

僕のポケモンのプレイ時間は1400時間ほどなのですが、
おそらく「ポケモンで楽しんでいる時間」を考えると、
さらにその倍くらいあると思います。
そしてそれはきっと僕だけではないでしょう。
剣盾から本格的に育成を始めましたが……
ポケモンてすごい。
そしてこうしている間にも次回作の発売が近づいている……。
果たして僕の人生はどうなってしまうのでしょうか。

まだまだ悩みの日々はこれからも続きそうです。
……でもいったんクールダウンさせないと
ダイパリメイク前で燃え尽きちゃいそうだな。

また明日からいろんなゲームやっていきたいですねー!
改めてみなさんお疲れさまでした。
主催者のインゲンさん、ありがとうございました。
(余談ですが、このパーティを構築するとき、
 インゲンさんのパーティ構築動画の考え方を
 ほぼなぞっていたのに気づいたのは、
 この記事を書き終えたときでした。
 師匠!俺、ポケモン楽しいです!感謝!)


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