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【回復おかわり】ヘルスパック(大)、おかわり!【第7回】

 今週もやってきました。ゲームの回復アイテムについて適当に触れる「回復おかわり!」のコーナーです。
 今回は、私の中では身近な回復アイテムなのですが、note周りで言うとマイナー気味なゲーム、OVERWATCH2から!

逆光やばそう

 OVERWATCH2は、2016年に発売され、一時はオンラインゲームの覇権を握ったOVERWATCHの続編。FPSとMOVAの面白さを併せ持ち、オーバーウォッチリーグや国別対抗戦も行われる、非常に競技制の高いゲームです。
 2022年に満を持してリリースされ、現在も新キャラが定期的に追加されています。

 ……もうちょっと爆発的に流行ると思ったんですけどねー。とはいえ、OVERWATCH1の頃のマッチング時間と比べて飛躍的に遊びやすくなっているので、プレイ人口は体感微増、と言ったところ(マッチングシステムの改善?)。オンラインゲームの続編の難しさがわかるタイトルとなりました。(その点スプラ3はすげえよなぁ。。。)

 ゲームの仕様上、回復「アイテム」の重要性は他のゲームよりも低いのですが……いや、ある意味、他のゲームより高いとも言えるのですが……ちょっと何を言っているかわからないかもですが、今回はそんな特殊性含め、ご紹介させていただきます。

■ヘルスパック、おかわり!

 そもそもの話なのですが、OVERWATCH2において基本的にアイテムによる回復は行わないんですね。このゲームは5人チームを組むのですが、そのうち2人が担当するヒーラーに回復してもらいます。中には自己回復アビリティを持つキャラクターもいますが、攻撃キャラクターにとっては基本、ヒーラーよろしく!です。
 なので、攻撃キャラクターが「うわーっやられる!回復くれ回復!」というとき、それに対するヒーラーの動き次第で、チャットが「ヒーラーもっと回復してくれ!」で溢れることもあるわけです。

 しかし当然のことながら、ヒーラーさんにも都合があるわけで、例えば別の敵に襲われていて味方に目が向かないとか、よりピンチな別の味方を回復しているとか、一方的に「もっと回復してくれ!」と言われるのは理不尽な時もあります。。。ヒーラーの辛いところね。。。

 で、その最たる例が、攻撃キャラクターがはるか遠くに攻め込んだが深手を負ってしまったときで、「回復してくれ!」と言われても、そんな遠いところに回復できるわけねーだろ!という事態におちいるわけです。
 ……じゃあどうするの、攻撃キャラクターは死ぬしかないの?というと、そんな時に役に立つのが……回復アイテム、ヘルスパック、というわけなんですね!

 このヘルスパック、マップごとに置いてある場所は固定されているので「そういえばあの辺に回復があったな」と覚えていれば、ヒーラーに頼ることなく回復ができます。
 これが非常に大事で、ヒーラーからすると遠くに言った味方がデスしかけていると気が気ではないのですが、自力で回復していくれるのを見るとそれだけで「あ、この人は大丈夫な人だ」と少し安心できます。
 ヘルスパックが無いと回復が回らない、というわけではないですが、ヘルスパックは重要、他のゲームとは違うバランスのアイテムになっています。

 仕様周りにもちょこっと触れておきましょう。
 ヘルスパック(大)の回復量は250で即時回復、多くのヒーロー(タンク以外)は全快です。
 が、一度使うと同じ場所に置いてあるヘルスパックがリポップするまで15秒かかります。目の前の敵と奪い合って取られないように、先に取ってしまう、という駆け引きもできますね!

■リーガル?イリーガル?

 このアイテム、果たして安全な栄養なのか危険な薬物なのか、恒例の考察をしてみましょう!
 OVERWATCHの世界観は、「世界の平和を守るヒーロー集団と悪党軍団」の構図になっています。どちらの勢力もヘルスパックは使えますので、ヒーローが自由に使っているからには、合法と言っていいんじゃないでしょうか。

 ……と、思ってたんですけど、これ、正義サイドも、結構えげつない改造をされているキャラクターがいるんですよね。例えばソルジャー76は様々な薬物投与を受けていますし、それが行き過ぎてリーパーは中二病患者殺戮兵器になってしまいました。
 そんな彼らが即時回復できる魔法のアイテム!……うーん、これは果たして……。OVERWATCH世界の正義サイドも結構きな臭いですからね……。

 何より……
攻撃キャラクター「もっとヒールしろよ!」
ヒーラー「ヘルスパック自分でとりに行けよ!」
というチーム内の論争や地獄のチャットを引き起こすヘルスパック。……これを合法と言ってよいのかは……コメントは差し控えさせていただきます。

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