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【介護系】オンラインセミナー《セレクション》

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日総研主催の介護系オンラインセミナーセレクションです。
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#特別養護老人ホーム

多職種から一目置かれる相談員の連携・調整術

こまめに現場に足を運びつつも、時には現場の介護業務や利用者の付添いを自ら積極的に行い、現場スタッフ、利用者・家族からの信頼が厚く、話しかけられやすい存在。 制度や他事業所の情報に誰よりも詳しく、会議となればしっかり仕切ることができ、他職種にはない違った角度からのケアの提案ができる。 現場の声と稼働率のバランスを考えながら経営的な仕事もできる… 介護現場の相談員として、相談援助業務や稼働率管理を担うなか、現場スタッフや管理者、さらにはケアマネ、看護師、かかりつけ医などから

排泄ケアを底上げするアセスメントの極意

利用者の生活や生きる力に 大きく影響する排泄ケア。 利用者に失禁などの課題があると、 その解決を目的とした「おむつ交換」など ケアする側の視点になりがち。 しかし、本当の目的は 「その人の“生きる”を支える」こと。 「どうしてそのケアをしているのか?」 「なぜ、その人はおむつを使用しているのか?」…、 その根拠が言えることが大切です。 「歳のせいだから仕方がない…」 と諦めていませんか? まずは 「予防できないか?」 「治療できないか?」 「治せないとしたら、 どう

介護報酬改定を踏まえた施設系サービスの重要ミッション・アクション

改定率「+1.59%」となった2024年度介護報酬改定では、新たな地域包括ケアシステムの考え方が示され、とりわけ施設系サービス【特養・老健】は、基本報酬が大幅アップするも、診療報酬との同時改定を背景として、新加算が創設され医療機関との連携など医療面の強化がより強調された改定となりました。 2024年度の介護報酬改定・制度改正および解釈通知やQ&Aを踏まえ、施設系サービス【特養・老健】として押さえておきたい運営・経営の重要ミッション・アクションを学ぶことは施設経営者・管理者と

その人らしい「逝き(生き)方」をサポートする看取りケア

「施設では、スタッフの見守る中で亡くなってゆく人たちの何と穏やかな顔、チューブも機械もついていない綺麗な体のままで召される人たち。 亡くなった利用者と対面した家族は『死に場所を施設に選んでよかった』と、心から感謝の言葉を口にする。 しかし、人の死は、独自性、一回性のものである。ゆえに、そこにかかわる者の責任は重い。だからこそ、私はそれに真摯に向き合いたいと思う。 人は誰しも死ぬ存在である。にもかかわらず、まるで死が魔物のように忌み嫌われ、少しでも先延ばしにすることが美徳

高齢者のナラティブに寄り添うケア

介護の現場では、利用者・家族との信頼関係構築、さらには自立支援やエンパワメントといったより効果的なケアにつなげていくために 対話を通じて、身体面だけでなく、精神や心理状態、社会的立場などを含むあらゆる要素からその人を把握しようとします。 利用者・家族との対話やコミュニケーションが苦手だという人が少なくないようですが、まずは対象となる人の「ナラティブ(物語)」を理解することからはじめてみましょう。 利用者との信頼関係を構築しつつ、一人ひとりの人生や生活の語りに基づくケア=

相談援助と稼働率対策を両立させる

生活相談員の業務は多岐にわたります。俗に「何でも屋」といわれることもあり、相談援助(ソーシャルワーク)はもちろん、施設によっては送迎,受診の付き添い、会議や社内研修の運営、直接的な介護の補助などを業務の範囲としているところもあります。 しかし昨今、相談員の周辺環境が変わってきていると実感します。度重なる制度改正や報酬改定をはじめ、施設・事業所数の急増による地域での利用者獲得競争など、それらによって経営を取り巻く環境が厳しくなってきているのも事実です。 質のよいサービスを提

利益を生み出す相談員の稼働率管理

介護事業はあくまでも公益性の高い仕事ですから、決して「勝ち負けを競うものではありません。しかし、施設・事業所側からすれば、利用定員を満たさなけれぱ収入減に直結します。 近年倒産する介護事業所が増えてきています。度重なる介護報酬改定の影響もあると思われますが、業績が悪ければ非情にも倒産する時代なのです。 施設や事業所が倒産して困るのは、経営者や従業員はもとより、何よりもサービスの利用者です。サービスを頼りに生活をしている利用者のことを考えると、倒産という事態だけは避けなけれ

その人らしい「逝き(生き)方」をサポートする看取りケア

「介護施設、とりわけ特別養護老人ホームの職員は、利用者が最期まで苦しまず、人間本来の姿で生き、そして自然な形で死んでいくことをお手伝いするものであると考えます。そこには当然、医療機器など何も存在しません。 したがって、私たちは根気よく利用者にかかわります。根気よく利用者の持てる能力を引き出そうとします。根気よくその人を知ろうとします。そして、最期まで利用者の可能性を信じます。なぜなら、人間らしい生活を送っていただくことを願うからです。 医療現場では、そんなのんきなことを言

「スーパー相談員」と言われる連携・調整

こまめに現場に足を運びつつも、時には現場の介護業務や利用者の付添いを自ら積極的に行い、現場スタッフ、利用者・家族からの信頼が厚く、話しかけられやすい存在。 制度や他事業所の情報に誰よりも詳しく、会議となればしっかり仕切ることができ、他職種にはない違った角度からのケアの提案ができる。 現場の声と稼働率のバランスを考えながら経営的な仕事もできる… 介護現場の相談員として、相談援助業務や稼働率管理を担うなか、現場スタッフや管理者、さらにはケアマネ、看護師、かかりつけ医などから