認知症の人の生活機能改善に向けたアプローチ
認知症の人に対してどのようにかかわり、どのように介入すればよいか悩んでいる専門職は多いと思われます。
現在、ごく軽度の認知症の人を除いて、認知症の人の認知機能改善は困難であり、認知症の人へのリハビリテーションは、心理的安定やBPSDの軽減を目的にしたり、生活障害に改善に着目して介入したりすることが多いです。
「遂行」とは「成し遂げること、やり通すこと」という意味がありますが、リハビリテーションの領域における「遂行機能」は「物事を計画し、順序立てて実行する機能」と理解されて