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【介護系】オンラインセミナー《セレクション》

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日総研主催の介護系オンラインセミナーセレクションです。
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2022年2月の記事一覧

LIFEフィードバック情報の活用

2021年4月から運用開始された 科学的介護情報システム(LIFE)は 現在、多くの介護施設・事業所で 取り組みが進んでいます。 そんな中、 LIFEから提供されるフィードバック情報を いかに現場で有効活用するかが 今後の重要な課題と言えるでしょう。 しかし、 フィードバック情報の活用が難しく LIFE導入・運用に足踏みしている事業者も あると聞きます。 本セミナーでは LIFEのフィードバックデータと その分析の実際を紹介しながら、 それらを現場で活用し、 PDC

認知症の人へのケア&リハビリ

リハビリの本来の意味は、障害を持つ人たちの「人間らしく生きる権利の回復」、すなわち「全人間的復権」であり、治療や訓練といわれるものは、その目的を達成するためのひとつの手段にすぎません。 「人間らしく生きる権利の回復」とは、必ずしも障害を受ける前と同じ状態に回復することではなく、むしろ多くの場合は、障害を契機として新しい人生を再構築することでもあります。 しかし、認知症の人の場合は、人生や能力を拡大・構築していくことが難しい場合も多く、そのような場合に、考えなくてはいけない

ケアマネによる利用者との合意形成

ケアマネジャーが利用者宅に 置いてくる商品(目的)とは何か? それはきっと,ケアプランや サービス利用票ではありません。 サービスの調整や各種手続きも 商品ではありません。 それらは手段でしかないのです。 ケアマネジャーの仕事における 真の商品 (目的)とは, 「安心・安全・快適・幸福感」です。 いくら熱心に説得しても,  顧客が欲している商品と違うものを 売ろうとしているのなら 買ってもらえないのは当然です。 その人が求める 「安心のカタチ」「幸福のカタチ」…

ナラティブ・ベイスド・ケア

施設や在宅で高齢者をサポートする 看護・介護職に今求められる専門性とは? それは、本人が生きてきた物語、 家族と築いてきた物語、 現在の状況に至るまでの物語、 そして 「これからどうしたいか?」という 未来の物語をも含む 「ナラティブ」に基づくケア。 つまり、 単なる日常生活のお世話だけでなく、 利用者本人が抱える課題や目標を 全人的に把握しながらエンパワメント につなげていく協働作業的なケアです。 本セミナーでは、 利用者との信頼関係を構築しつ