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1/29 日声協オンライン研究会: 真島圭

【オンライン研究会一覧】

今回は1/29に開催されました【日本声楽家協会オンライン研究会 in Zoom】〈発表者(講師):真島圭先生〉 の模様をお届けします。

【テーマ】
ある作曲家の回答~よくある質問にお答えする形で

【要旨】
私がよく質問される事柄についてお答えする形をとりながら、作曲について、ソルフェージュについて、自作曲を含む私の音楽遍歴について、いろいろ知って頂ければと考えています。

参加された皆さまからは、
「大変楽しく実のあるお話でとてもよかったです。2時間あっという間でした。とくに先生が作曲なさったいくつかの作品を聞くことができたことは、幸運でした。草の花は先生の愛と孤独を垣間見たようなきがします。
音楽にまつわる様々なお話は私のようなクラシックが大好きなものにとっては楽しいものです。一般市民向けでも専門的な内容は十分理解できると思いますので、ぜひ、今後もこのようなプログラムをお願いします。」

「奏楽堂でのコンサートで、伴奏ピアノを弾かれる先生を存じ上げておりました。今回作曲家としての先生について、個人的な音楽経験など、いろいろお話しいただき、とても興味深く拝聴いたしました。ご紹介いただいた曲は、どれも和声が素敵だなあと思いました。
楽譜の中からソルフェージュを学ぶこと、これから意識していきたいと思います。有難うございました。」

「先日は興味深いご講義を有り難うございました。
『1音でも2音でも音を繋げば作曲と言えなくはないし、それを書きたいと言う気持ちがあればやってみたら良い』と言う先生のお言葉に勇気をもらい、この数日、何か書けないかと頭の中で試行錯誤しておりました。いくつものイメージが湧いては取り逃がし、結局、先生のご講義の中の『うつくしい』に触発されて、『うつくしい』から始まる30小節くらいの明るい曲調のものを書いてみました。イメージを膨らませて音を繋いでいく作業は大変楽しいものでした。
また一方で、自分のイメージを譜面に書き表す作業はとても難しくて、まるで英語を聞くのも読むのも出来るけど、自分で書くとなると良くわからないという、あの感じに良く似ていました。譜面に音を書き起こすには、今までとまた違った訓練がいると痛感いたしました。そういった意味でも今回、ソルフェージュを更に学ぶための良い動機を頂いたと思います。目下の目標は、このメロディーを二部か三部にして、屈託のない歌詞でもつけて、小学生向けくらいのイメージで曲として完成させることです!きっと楽しい作業になると思います。
先生のご講義で新しい世界の扉が少し開いた気が致します。本当にありがとうございました。」

などと感想をいただきました。
次回のオンライン研究会もぜひご参加ください。お待ちしております。

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【発表者】小野和彦(声楽家)
【日時】2月5日(土)15:00~16:45

【テーマ】
ブラームスのコラール引用-「教会墓地にて」を例に-

【要旨】
ロマン派の作曲家が活躍した19世紀後半に、新古典主義者とも呼ばれたブラームスはバロック音楽など過去の音楽に目を向けていました。
その例として歌曲「教会墓地にて 」でのコラール(讃美歌)旋律の引用をあげることができます。
ご一緒に、引用されたコラールや、その意図について考察していきましょう。

【参加資格】
正会員の皆さまの他、一般・個人会員の皆さまもご参加いただけることとなりました。以下、詳細です。お誘いあわせの上、またのご参加を心よりお待ちしております。

●一般、個人会員の方
【参加費】
 一般:1,000円
 個人会員:500円

【半年パスポート】もございます。
 一般:半年間7,000円
 個人会員:半年間5,000円
半年で14回~16回程度を予定しております。
お申込みをされた月より半年の間に開催される研究会すべてにご参加になれる大変お得なパスポートです。

詳しくはこちらのページよりご確認いただけますと幸いです。