国土交通省の自転車利用推進功績者の表彰にあたって 「道の価値  Value Trail」


国土交通省赤羽大臣からの表彰を受けました。

私は北海道ニセコをベースに海外から来るスキーとサイクリングのツアー受け入れの為の全ての事業に関わってきました。2021年5月31日に国土交通省自転車利用推進本部から自転車利用推進功績者として表彰して頂く名誉を頂くこととなりました。

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冬の事業のベースのニセコグランドヒラフスキー場とヒラフ地区

振り返ると、自転車利用推進に関する事業は、冬のインバウンドスキーの知見や仕事がなければ今やれていなかったと思います。多くの方々にご心配やご迷惑をかけてきたことも15年以上前からの取り組みにおいてありました。

功績者表彰とは感謝もあり、事業推進者として小さな自信を積み重ねてきましたが、私にとっては過去のご期待に添えられなかった反省やお詫びの機会であると思います。また、どんな時も支えてくれた家族、親戚、友人に心から感謝申し上げます。

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ナショナルサイクルルート指定後にビワイチにて特別なツアーに参加

サイクルツーリズムにおいて、サイクリングイベント立ち上げ、運営、サイクリングガイド育成やガイド事業者のアライアンス整備、インバウンドのツアー誘致は非常に閉鎖的な要素が多く、参画事業者の利益確保は大変厳しいです。

マーケットが圧倒的に大きな海外スキーツアーマーケットと比較して明らかでした。出来ないということはないですが、サイクリングガイドの収益を得るノウハウはすぐには事業化できるものではないということを地方のサイクルツーリズムを推進する方々にお伝えしたいと思います。それは復数の事業を進めて一年生き残るサバイバルと地方ブランド化における顧客や招聘の受け入れ事業者の必須の立場でいる意味を示します。

行政や協議会で交付金を使うと関係ない民間の事業者の方々のチャンスを奪うことになることになり、交付金が切れて終わる自治体、事業団体をたくさん見てきました。

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徳島県吉野川にてサイクリングガイド講習会

しかし、サイクルツーリズムとして地域の体験を意味する発信は地方にとって経済活性化の間違いない切り札です。持続する為に必要なことは、新規事業者と地域産業の共創と協働です。

それは経済が回らなくなっている地方でいう事業誘致です。これを起こすことがより最重要だと思います。おかしいですが、本当にそれしか地方には無いと思います。元々の住民の皆さんは移住者が訳の分からない事業を始めると不安→不信→不要と感じ、相互にとって不安で不当で不幸な結果になりがちです。

自転車で健康的、安全に交通手段として地元の子どもから高齢者までご利用頂ける走行空間の整備、フットパスやマラソン、トレイルランニング、ドライブの方々と共有できる道路空間としてナショナルサイクルルートやサイクルツーリズムを含む自転車利用推進事業を全ての地域で行政、商業、農業、まちづくり関係者に取り組んで頂きたいと思います。

座組みは道路、まちづくり、観光、教育、警察と広く、意思統一は大変ですが、愛媛県、滋賀県、茨城県をはじめ、他の県の知事が既に大きな一歩として動き、国の指定ルート認定を受け、更に事業レベルを上げられています。それに追随する都道府県も広域推進協議会を組織化し事業推進しています。地方自治体や商工会議所、地銀との協議会も数々組織化されています。

魅力ある民間企業、ブランドを地方に誘致し、事業拡大化、地方の価値を見通した稼ぐ事業作りに繋げるには「道」でこれからの人材と人財を作っていく事しかないでしょう。

「道の価値 Value Trail」をどう示せるか?全てはここに集約されていると思います。


Local とLocalsで地方の価値を繋げ、発信してきました。

普段の暮らしを大切に、通勤通学で、家族で自転車に乗って道を使い倒して、道を大切にして、利用者の皆さんをリスペクトできたら素晴らしいです。
ゆとりある空間=道となるような社会を共創、協働、の理念共有とアクションが皆さんの地方を変えていくのではと思います。

私の仕事はこのようなことを言葉で示して、コミュニティを作りコミュニケーションをしながら、時にはサイクリングをしながらお話して、プロジェクトを隙ない多様なビジョンを作り、他道な事業化、確かな事業推進に寄り添うことです。Local to Localsというコンセプトでお示ししていました。

サイクルツーリズムを推進するガイドさんには幾つかの信念があるはずです。是非皆さんの地域のサイクルツーリズム推進担当者の理念を伺って応援して頂きたいです。

そして、私が関わる地方と地方を繋ぐサイクリングツアーを、地方の皆さんと海外の投資家の友人と1ヶ月、2ヶ月とゆっくり巡り、交流しながら素晴らしい時間を過ごしたい方々向けのツアールート作りと受け入れ準備も進めていきます。



台湾からのサイクリングツアーと招聘者、美唄市の市長自ら、サイクリングガイドをされました。

これは新規事業投資の視察にもなり得ます。過去に北海道へオーストラリア、アジアなどを結ぶ貿易や事業誘致や5000人の報奨旅行誘致を行いました。これは私たちと繋がる皆さんとの道を作る時間とご褒美になる、終わりのないライフワークです。

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