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①子どもの「したい」は欠かせないー③

「したい」を引き出す先生との出会い

”したくない”は「したくない」、幼少期からそう思って、いろんな事をせず、好き勝手生きてきました。
良い意味でも悪い意味でも、そういう子どもの気持ちに強く共感してしまいます。
「どうして〇〇なんてしなあかんねん!」、そう思ってばかりの学校生活でした。
しかし、そう思わない時がありました。
それは、小学校で言えば担任の先生のおかげであり、中学校・高校で言えばその場で関わった先生のおかげであったように思います。
・あんなに嫌だったマラソン大会が、〇〇先生の前だとなぜか頑張れる
・苦手だった算数が、〇〇先生のおかげで好きになった
・宿題は絶対にしないと決めていたのに、自学を頑張るようになった
自分の経験を振り返った時、これらは、関わった先生が、「したい」を引き出してくれていたからだと思いつき、私は、子どもの「したい」を引き出す事に一生懸命になりました。

”しなければいけない”を「したい」にすると…

前稿では、学校には2種類の”しなければならない”がたくさんある事を書きました。少し考えてみてください。子どもにも先生にも大変な思いをさせる”しなければいけない”、どうしてあるのでしょうか…?
きっと、あった方が良いからです。
いや、あった方が良かったからでしょう。
本当は、子どもに力をつけるための強力なツールとして重宝されていたものが、時間が経つに連れて”当たり前”になり、さらに時間が経って”しなければならない”になってしまったのでしょう。
ここでは、それらを責めるつもりはありません。私が言いたいのは、多くの”しなければいけない”には、それだけの力があるという事です。
確かに、余裕のある時間の中で、子ども達が自治的に企画・運営していくようなことも面白い。しかし、そうした事をどの先生もができるはずはありません。学級経営に使えるツールとして学校で共有し、取り組むだけで、子ども達に与える影響が変わってきます。
その”しなければいけない”を有力なツールとして活用するための手立てが「したい」を引き出すことなのです。
つまり、”しなければいけない”+「したい」=子どもの成長・満足度だと考えています。だから、子どもの成長や学級への満足度を上げるためには、「したい」は欠かせないと考えているのです。

次稿より、『②子どもの「したい」を引き出すワンポイント』をまとめていきたいと思います。

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中学校、高校、専門学校、特別支援学校、特別支援学級での経験を経て、小学校教員をしています。算数を専門として、日々の実践を愉しんでいます。ここでは、算数ではなく『「したい」を引き出す学級経営』『最高にオモシロイ学校を再考する』をテーマとして「学級経営」について綴ります。

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子ども達が教室を自分たちの居場所と感じ、自分たちらしく、自分たちの学級を作っていけるようにするためには、「したい!」が欠かせません。 子どもの「したい!」を引き出したい。 ”言うは易し、行うは難し”です。 これを追い求めて、追い求めて、未だその答えは見つかりません。

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