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【心の職員室・新聞綴り】510

<小学校の時間割「毎日6コマは子に過剰」>と朝日新聞教育面。東京学芸大の大森直樹教授が編著者になった『学校の時数をどうするか 現場からのカリキュラム・オーバーロード論』の本を紹介しています。<週5日制なのに6日制時と同じままで膨張>というとらえ方は、先日の次期学習指導要領の識者インタビューと通じる部分があります。

東京都の教員採用試験の結果を紹介した記事が、読売新聞都内版に。今年度の受験倍率は全体で1.7倍、小学校だけだと1.2倍。今回の採用試験で首都圏では一人勝ちと呼べるほど志願者を集めた東京都でこの状況。「改善の兆しが見えるが、ハードな職場とのイメージが払拭されていない」というのが担当者のコメントです。

1日は中教審の教員養成部会が開催されていました。私もこの部会の臨時委員だった時期があります。少し傍聴しながら、それぞれの発言はもっともだと思いつつ、現場の実情との距離感も感じる機会になりました。                 
                           (2024/10/1)

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