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【心の職員室・新聞綴り】418

横浜市の教員によるわいせつ事件の裁判で、傍聴席を埋める目的で市教委職員を大量に動員していた問題で、読売新聞が解説原稿を掲載しています。きっかけは被害者支援団体からの依頼で、教育委員会は「性被害傍聴マニアの傍聴も狭めたい」といったことまで考えていたようです。

動員は5年間も続いていたといいます。誰も疑問を口にしなかったのが不思議です。市立学校に通う子どもが被害者の事件でも、被告が教員でなげれば動員の要請はなかったとありますから、教員を守る意味合いが強いと言われてもしかたがありませんね。

読売教育面は<月経 入試の配慮広がる>で、横浜の記事は2人とも、この記事も2人のうち1人が女性記者でした。

11日の朝日新聞都内版では、千代田区立麹町中学の方針転換を改めて報じていました。その中で「担任を置かない『全員担任制』は『チーム担任制』とした」と記述がありました。この短い記述ではよくわかりませんが、普通の担任制に戻すわけではないんだ、と少し意外な気がしました。
                           (2024/6/12)



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