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【心の職員室・新聞綴り】496

学校プールの注水ミスが相次いでいます。朝日新聞が社会面でまとめ。記事は大阪市の事例、表には今夏のミスとして、江戸川区、土浦市、福島市、栗原市、小松市、横浜市が上がっていました。大阪市の場合、一定の水位で止まるセンサーが8割についているものの、新たにつけると330万円かかるとか。

14日夕刊「よみうり寸評」が、いじめ重大事態の改訂ガイドラインをテーマにしていました。執筆者が教育担当の論説委員なのでしょう。導入は山田詠美さんの『風葬の教室』という1988年の作品。転校の多かった山田さんもいじめに遭っていたそうです。

今回の改訂を「対応の遅れや保護者とのトラブルが絶えないため、被害者に寄り添って対応するよう求めている」ととらえています。<「いじめとは思わなかった」。感度の鈍い、冷たい言葉を何度、教育委員会や学校から聞いたか。>とも。本来は、なぜそうなるのかを掘り下げてほしいのですが。

14日の夕刊社会面では「ラーケーション」が広がっていることをトップで報じていました。愛知県に始まり、別府市、茨城県、熊本県、日光市、座間三村、山口県、磐田市、長浜市と結構な数です。この仕組みは<煩雑事務・授業進度懸念も>と手放しでは喜べないので、注意が要ります。
                (2024/9/15)

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