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【心の職員室・新聞綴り】432

能登半島地震から半年。読売教育面は、校長のブログが話題になった輪島高校を中心に、学校の歩みをつづっています。輪島高校では、復興に向けて「街のことを本気で考えるプロジェクト」(街プロ)が始まっていて「子どもの交流場所を作る」「漁業を再生する」といったテーマごとに11月に成果発表をするそうです。

金沢に近い内灘高校の空き教室で、輪島高校や珠洲市の飯田高校の生徒がオンライン授業を受けている様子も紹介。現時点では19人が受講しています。今年度の奥能登4市町の公立高校の入学者は5校で257人。これからどう存続させていくかが大きな課題でしょう。

<「いじめ なければ自殺せず」>。旭川市の中学2年生女子の自死について、再調査委員会が報告書をまとめました。見出しは朝日新聞のもの。自殺した生徒がSNSに残した約4000行の投稿や診療記録などをAIに分析させたとあります。最初の調査は「因果関係は不明」でした。

直前にマスキングのない状態の報告書(朝日新聞では「たたき台」)が流出したとして、正式な報告書は「情報管理体制がが整ってから提出する」(朝日)、「市の情報管理のあり方を確認してから提出する」(読売)。報告書が出ても、当面、中身は確認できないようです。
                            (2024/7/1)


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