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【心の職員室・新聞綴り】430

<教員「高ストレス」最多>と読売新聞が1面で報じています。公立学校共済組合が、労働安全衛生法に基づいて毎年行っている「ストレスチェック」について、2016年度から2022年度までの延べ約172万人分のデータを分析した結果です。

2023年度は「高ストレス」が11.7%。2016年度は8.9%で、休校が続いた2020年度を除いて上昇傾向にあります。ストレスの理由は「事務的な業務量」「対処困難な児童生徒への対応」「校務分掌」「保護者対応」の順になっています。

高ストレスとされた教員も、産業医の面談を受けるのが限りなく少ないということも聞いています。渋い特ダネだと思います。

東京都内版にでは、発達障害の子どもを育てた経験のある親が、同じ悩みを抱える親からの相談を受ける足立区の「ペアレント・メンター」事業の記事が目に留まりました。相談を受けるのは、メンターの養成講座を受講している一般社団法人「ねっとワーキング」のメンバーだそうです。

隣のページでは、都知事選の課題と連載で「学童保育」の不足問題が取り上げられていました。紙面に登場している「放課後NPOアフタースクール」の代表理事の平岩国泰さんには、記者時代にお会いしたことがあります。渋谷区の教育委員や新渡戸文化学園の理事長も務める方ですね。
                           (2024/6/28)


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