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【心の職員室・新聞綴り】438

5日に起きた高知市の学校プール事故を、読売も朝日も6日夕刊で報じています。まだ読んでも状況がはっきりわからないのは、警察の聴取などで情報が断片的にしか説明されないからでしょうか。

自校のプールがポンプの故障で使えないため、授業は1-3年が近隣の小学校、4-6年の中学校で行われ、読売によると、亡くなった4年男児がこの中学校で水泳の授業を受けるのは3回目。男児は小柄で、溺れた場所の水深は130センチと、小学校のプール(100-119センチ)より深かったとあります。

2クラス36人が出かけ、教頭と教諭2人が引率、水泳が苦手な20人の児童を2人の担任が10人ずつ見ていたとも書いてあるのですが、教頭の役割が書かれていません。残りの苦手ではない子を見ていたのでしょうか。

水泳指導の経験が豊富な小学校の校長先生に昔、プールの監視は常にプールの底を見ていると聞いたことがあります。全体を見渡す役割は必要なかったのか。今後の情報が待たれます。
                            (2024/7/6) 

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