見出し画像

【心の職員室・新聞綴り】506

読売新聞の教育面は、次期学習指導要領に関する連載ですが、これまでも取り上げてきた「新学力」のシリーズのひとつ。その2回目に、今年度から全26小中学校でスタートした「シブヤ未来科」をもってきました。

教科の時間を1割減らして総合的な学習の時間として、探究活動に取り組むという大胆なカリキュラムです。「社会に関わる『答えのない問題』の解決策を考え、行動する力を育む」のが目標といいます。

最後に識者コメントで「形だけの改革にならないように」とクギを刺してはいますが、基本的には好意的なコメントが続きます。4月からの教育長は文科省出身。こうした特例制度が特例でなくなっていくのでしょうか。

読売は今日はシブヤデーです。都内版でも、部活の地域移行で渋谷区を取り上げていました。渋谷区はこの面でも、企業との連携が進んでいる自治体です。財政的に豊かであることも、大胆な改革がやれる下地になっているようです。
                           (2024/9/25)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?