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メモリーズオフ1st コアレビュー

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メモリーズオフの1stを久しぶりに再プレイした感想です。完結済み。 文字数:25000文字程度(その0を除く)
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#1stコアレビュー

【表現評論】メモリーズオフ初代(1st) コアレビューその10 まとめ(完結)【全作プレイシリーズ】

●前回の記事●2024年から見たメモリーズオフ1st1stの発売日は1999年ということで、25年前です。当たり前の話ですが、懐かしいというか、古めかしい世界観でした。ネットもなければスマホもない。家の電話でやりとり。手紙でやり取り。待ちぼうけ食らっても連絡手段がない。デジタルネイティブ世代の感覚とは完全にずれてます。しかし25年経っても、学校に行って授業を受けるというスタイルだけはさほど変わっていません。もう少し進化しても良さそうなのに。 肝心の内容ですが、流石にこの1s

【表現評論】メモリーズオフ初代(1st) コアレビューその9 唯笑ルート(終)【全作プレイシリーズ】

●前回の記事●唯笑TRUEルート唯笑は二つルートがあります。こっちは好感度が低い方のルート。 ●いよいよ最後のキャラ真ヒロインの唯笑さんです。ルートに入った瞬間ヘラモードになるんだよなぁ。今まで我慢して来たけど、彩花がなくなったダメージはきっちり唯笑にも入っていたというお話です。なぜ今、という気はしますが。智也が映画行きたくねえって言ったのが効いたのかな。冒頭から普通に唯笑の提案をことごとく切り続けてますからね。主人公が彩花を意識していのは明らかで、映画の件で爆発したのかも

【表現評論】メモリーズオフ初代(1st) コアレビューその8 みなもルート(終)【全作プレイシリーズ】

●前回の記事●みなもと一緒に勉強とにかく一緒に勉強させとけというゲームでございます。中間試験が特大イベントだからね。みなもは最初から主人公に気があるって感じですね。 ●誰に力を入れているかシナリオというのはキャラによって力の入れ具合が異なるわけですが、当然メインルートは一番力を入れますよね。1stだと唯笑。じゃあ他のキャラはどうなのかと。一番労力をかけていないのは小夜美でしょう。その間のグラデーションはどうなってるのか。再プレイする前は 唯笑>みなも>詩音>かおる>小夜美

【表現評論】メモリーズオフ初代(1st) コアレビューその7 小夜美ルート(終)【全作プレイシリーズ】

●前回の記事●計算苦手な経済学部小夜美さん関連で覚えていた数少ない知識は、計算苦手な経済学部という事実です。まあね。計算苦手な数学科もいるからね。経済学部で簿記をやるとは限らないし。そもそも大学生は遊ぶのが仕事だし。 ●唯笑の家との距離彩花の家はすぐ隣なわけですが、唯笑の家はどこにあるんでしょう。近くは近くだけど、すぐそことかではなさそう。かおるルートで電話かかってきてから来るまでに逃げられたくらいだし。 ●信の印象後々のシリーズだと物分かりのいい、頼りになる大人って感じ