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メモリーズオフ♯5 とぎれたフィルム コアレビュー

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メモリーズオフ♯5を再プレイした感想です。 65000字程度。
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#評論

【表現評論】メモリーズオフ#5 とぎれたフィルム コアレビューその16 まとめ(完結)【全作再プレイシリーズ】

⚫︎前回の記事⚫︎タイトル画面が変化タイトル画面があすか単体から麻尋と主人公に。元々はこれ。 今までは単独ヒロイン→全員集合という変化でしたが、今回は違いましたね。分からなくもない。正直、#5は麻尋以外はほとんど端役です。実質唯一の本編とも言える麻尋ルートで映画撮ったのは、主人公と木瀬師匠と麻尋だけですからね。 ⚫︎2024年から見た#5の感想やっぱりビデオとかカメラとか、ガジェットを出すと古くささが出ます。想君のインターネットとか、#5のビデオテープとか、古代の遺物のよ

【表現評論】メモリーズオフ#5 とぎれたフィルム コアレビューその15 麻尋ルート リバースカット2(終)【全作再プレイシリーズ】

⚫︎前回の記事⚫︎雄介の修司評優しいとかいう、特に褒めることのない場合に発揮されるワード。せっかく才能があるのにと言っていますが、何の才能かは分からない。演出が得意なんだっけ。香月評に比べると何か他人行儀じゃないですか。お前がちょっとはなんとかしたれよ。麻尋とか香月にはストーキングレベルで付き纏ってたらしいのに。 修司にはもう部室に来んじゃねーよと言われます。映画なんてどうでもいいんだよと。映画よりあすかちゃんが重要なんだよと。ほんまそれ。そこまで言ってないけど。 ⚫︎キ

【表現評論】メモリーズオフ#5 とぎれたフィルム コアレビューその14 麻尋ルート リバースカット1【全作再プレイシリーズ】

⚫︎前回の記事⚫︎リバースカットと小説のセオリーようやくリバースカット編。リバースカットは、#5から導入されたヒロイン視点の物語です。その後の作品でも大幅に採用されたり、一部採用されたりしている視点ですが、#5ほど意味のある視点切り替えは他にはなかったと思います。#5は普段から麻尋の行動に不可解な点が多いんですが、まあちゃんと理由はあるよね、ってのが開示されます。作中で残った謎もきちんと開示されます。あと主人公視点では全然目立たなかった信が、裏で動きまくってるのもわかります。

【表現評論】メモリーズオフ#5 とぎれたフィルム コアレビューその13 麻尋ルート2【全作再プレイシリーズ】

⚫︎前回の記事⚫︎あすかのペンダントあすかが無くしたはずのペンダントを麻尋が持っているという謎。春人君、昔からあすかの番組は欠かさずチェックしていたらしいけど、普通にファンなのでは。修司よりもファンなんじゃないのか。もはや。 ⚫︎麻尋と雄介なんで雄介がプレゼントしたペンダントを麻尋が持ってるんだよ。一体どんな関係だったんだ。はぁはぁ。くそっ。気になって夜しか眠れねえ。という状態になってます。大体、なんでこんなに麻尋が気になるんだ。よくよく考えたら、ファムファタルの映像見た時

【表現評論】メモリーズオフ#5 とぎれたフィルム コアレビューその12 麻尋ルート1【全作再プレイシリーズ】

⚫︎前回の記事⚫︎ようやく本題にようやく#5の真打ちである麻尋ルートです。#5はこのルートのためにある。実質本編のリバースカットまでやっていきます。 ⚫︎ルサックでバイトあーだこーだで映画作りよりあすかちゃんの方が大事だろで修司ブチ切れするあたりまでは香月ルートと似たような感じです。麻尋を映画に誘うためにるルサックを訪れるあたりからレビュー開始。バイト先に春人が来て調子が狂ったのか、怒涛のポンコツ具合を発揮する麻尋。偉そうに登場して偉そうなこと言って虚勢張ってるけど、基本ポ

【表現評論】メモリーズオフ#5 とぎれたフィルム コアレビューその6 あすかルート3(終)【全作再プレイシリーズ】

⚫︎前回の記事⚫︎約束もないのに会いに来るのが恋人というのがあすかの認識のようです。だから部室だろうが部屋だろうが、来るときは絶対に一声かけてから来てたんですね。春人君はそれを見逃すから余計な修羅場が起こっていたわけですが。ということは、あすかが誰かとバッティングする時は主人公が悪かったのか。反省しろ。 でも言うほど恋人って約束せずに会いに来ますかね。普通約束して来るでしょ。部屋にいなかったらどうすんのよ。こういう合理的な発想がダメなんだな。世界考察みたいな他の記事では、普