ローズS 2023

ローズS 2023

◎ブレイディヴェーグ
◯ソーダズリング
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△アンリーロード
△ココナッツブラウン

消ブライトジュエリー
消ラヴェル
消コンクシェル

本命は事前通り◎ブレイディヴェーグ

宮田厩舎×ルメール×サンデーRなので先週のインダストリアと全く同じ組み合わせ。
この馬は2度の骨折を経験しており、体質面に関してもあまり強いとは言い切れません。ただ、反してここ3戦で見せたパフォーマンスは目に余るものがあり、特に前走の1勝クラスでは1:57.9の好時計をマーク。時計を鵜呑みにするのはよくはありませんが、骨折明け＆直線ノーステッキということを考慮するとかなりの素質が窺えます。一度使われて鞍上戸崎→ルメールは素直に買いだと判断。
美浦の坂路が使えないことからも、事前栗東に輸送して滞在競馬とのこと。前日輸送はリサリサのみなので、初の関西輸送に関してはそこまで気にしなくてもいいかなと見てます。
また東京/新潟でしか戦績がなく、初の右回りコース、初の急坂コースと未知の領域にはなりますが、新潟芝1800、東京芝1800、2000と直線の長い外回りコースであることからも、今回の舞台阪神芝1800（外回り）での瞬発力勝負は悪くないと見てます。ルメールが言う素質馬であれば急坂コースも難なくこなしてほしいところ。

余談になりますが、3歳時で東京芝2000を1:57台をマークした馬は以下の通り。（抜粋

・エフフォーリア　1:57.9
・ダノンベルーガ　1:57.7
・イクイノックス　1:57.5
・バトルボーン　1:57.8 など

対抗は◯ソーダズリング
母ソーマジックに加えて、父ハーツクライなので間違いなく大器晩成タイプと見ています。
母ソーマジック（ソーグリッタリング、マジックキャッスル、ソーヴァリアントなど）を輩出。
フローラは仕上げ緩め、馬場に恵まれたのを踏まえてもゴールデンハインドを差しきれなかったのは△
オークスではスタートの不利もありましたが、距離は長いと武さんもコメント。今回は秋華賞へ向けての始動戦となりますし、陣営としても権利が欲しいところ。エルトンバローズを下した阪神芝1800の舞台なら普通に好走はあると思います。
個人的には◎含めて二頭は抜けてる印象。

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2走前の忘れな草賞は高速馬場＆イン前しかほぼ来ない馬場だったため、後方から外から差してくるこの馬には全く向かない馬場であった。度外視。
母父にディープの血を持っているのため、瞬発力勝負でもそれなりに台頭はできる可能性。
前走は馬場もありましたが、2.3着馬を大きく離す完勝で◯。良馬場で見たくなった。辻野厩舎の芝1800戦にも期待したい。

△アンリーロード
チューリップ賞は普通に走って、普通に負けてしまいましたが1800なら結構強い競馬をしているので評価。多分人気はなさそう。
またイレ込みが激しい馬とのことですが、鞍上の吉田騎手も前回に引き続き調教でこの馬に跨っており、ある程度この馬の特徴を掴んでいると判断。
陣営からもスタートは良くないので、広いコースで外回りがいいとのこと。休み明けですが、内回りの秋華賞よりかはこの条件の方が合う。やっぱりディープかぁ（父リアルスティール）となって欲しいのが本音。

△ココナッツブラウン
洋芝でも34秒前半の上がりラスト3Fをマークできますし、前走は加速ラップを踏んでいる。
距離も1800ぐらいが適性のように見えますし、いきなり阪神1800でも戦えるレベルにはあると判断。ただ馬体重が軽すぎるのと使い詰めは少し気になる点。

見送り

⚠️そろそろ好走します

ブライトジュエリー

新馬戦は後方一気の競馬で上がり最速で完勝。次走2戦目のフローラSは内が有利だった馬場。この時も後方からレースを進め、1枠を活かして道中かなりロスなく競馬して3着確保。それでもソーダズリングやゴールデンハインドを捉えきれなかったのは個人的には少し物足りない。また個人的にこの時のフローラS組は抜けて強いG1級という印象はなく、現にオークスでも結果的に力不足。前走1勝Cは距離延長と川田騎手の好騎乗があり、前目につけることができましたが今回は距離短縮。ズブい馬なので気持ち短い印象があります。鞍上も鮫島騎手に再度替わり、前走のような競馬ができるかは未知。差し馬であるにもかかわらず、デビューしてから33秒前半の上がりを使えていない点も気になる。阪神外回り良馬場で上がり勝負になると武が悪い。

ラヴェル

この馬はリバティアイランドにアルテミスSで勝っておりある程度評価されている。ただ、この時リバティアイランドは直線不利を受けていたもの。またラヴェルはゲート難、折り合い難が春先課題で、阪神JF、桜花賞はその影響があったとはいえ、全く見せ場すらなく負けすぎてる印象。小倉東京と好走しているが、急坂コースの阪神は正直合っていないという可能性も未だ否めなくもない。前走オークスはゲートを上手く出て3番手につけ4着。距離もあって最後はバテましたが強い内容でした。ただ今回は秋華賞出走への賞金が足りていることに加え、次を見据えた気持ち緩めの馬体であったりとメイチはおそらく秋華賞。また先述したがゲート難、折り合い難のラヴェルをこの人気で買うとなるとリスクとリターンが釣り合わないとみて見送り。秋華賞で人気落ちれば拾ってみようと思います。

コンクシェル

ブリンカーをつけてから連勝と、ブリンカー効果覿面の印象。ただここ2戦はどちらもすんなり逃げての完勝。ただ今回は外枠を引いてしまったことに加えて、内にはレミージュ、ユリーシャ、アリスヴェリテなどハナをとってもおかしくないメンバー。得意のすんなり逃げの形に持ち込めるかは不明。
また過去に逃げで穴をあけた2017年2着カワキタエンカはそれまでに外回りコースの阪神1800や新潟1800で好走してきた経歴がある。比較になりますがコンクシェルは小倉1800で2回の好走、中京マイルでの勝利があるのみなので、1800外回りコースでの実績が個人的には欲しいところ。今回モレイラで鞍上強化＆先週開幕週でも前が残るレースも多く見られたのも相まっておそらく人気になると判断。ただ通算これで12戦目で、使い詰めも気になるので今回は見送り。