「俳協」さんって面白いよね

アニメファンには声優事務所として有名な「俳協」って面白い組織で、正式名称を「東京俳優生活協同組合」といいます。

ほとんどの声優事務所は株式会社などですが、俳協は生協のかたちをとっています。

株式会社は経営者、株主、労働者という三者が基本的には分立しています。(小さい会社だと経営者と株主は同じなことも多いですが)

一方、生協などに代表される「協同組合」は、経営者、株主、労働者が一体化するのが特徴です。組合員は出資を行い、経営に参画しながら、業務に従事します。

協同組合って、法的には「みんなで助け合いながら事業をして、組合員の生活を守りましょう」ってな感じの組織です。

これって結構いい仕組みだと思っていて、個人事業主的な趣が強い仕事の場合、さほど揉めないので、フリーランス同士で組合作るのも良いんじゃないかと思います。

道具などは出し合ったお金で買い、お金も給与(または役員報酬)という形で出せば、税金が安くなります。

元々クリエイターのサポートがしたいというのが、私の目標な部分もあるので、組合作ってみるのもいいかもしれないなと俳協さんを調べていて思いました。

組合以外だと、合同会社っていう手もあるんですけどねえ。

組合で手頃に作れるのは、企業組合(手続きが少々面倒)、労働者協同組合(事業がやや制限される)ってところですが。

ちょっと、法人について色々考えています。

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