成功法則RADIO「なぜ、成功法則があるのに成功できないのか 後編」ひとりごち
時空の狭間に消えて幻となった「なぜ、成功法則があるのに成功できないのか 後編」について、自分のカードだけでも覚えている限り書き起こそうという、ちょっと不憫な試みです。前編はKindle Unlimitedにて無料でお楽しみいただけます。
期待値が高過ぎる
成功したい人というのは、自分は成功していないと認識している人です。つまり、なんらかの形で成功したいと考えており、そこに過度な期待を抱いていることも少なくありません。長期停滞している人は特にこの傾向があるかもしれませんね。
そうすると、一発逆転を狙って成功法則に縋る人よりも、更にステップアップしたいという動機で成功法則を手に取る人のほうが上手くいくという気がします。両者には余裕の有無という違いがありますし、期待が大きいほど結果が出せなかった時に挫折しやすいということがあるでしょう。
小さな成功体験を持っている人ほど法則が適用されやすくなる、とはいえ、最初の成功が手に入らないが故に成功法則に頼る、結果として期待値が過度に高くなってしまい、空回りして成功法則があるのに成功できない、人生とは実にままならないものです。
これは成功の定義が定まっていない、という理由に近いですね。期待値をコントロールするためにも、自分にとっての成功とは何か、定義してから他者の成功を参考にすると法則を適用しやすいように思います。
正確に理解していない
これは我ながら身も蓋もないですね、配信時間が余った時の予備案としてメモしていたもののようです。
確か、横須賀さんのセミナーに参加していて感じたことじゃなかったかな。極端に言えば横須賀さんが「Aという手段はどのように行えば良いか、という質問は、達成したい目的によりけりなので適切ではない」と說明したとします。どんな目的を持ってその手段を選んだのか、場合によってはその手段以外に相応しいものがあろう、という趣旨ですね。ところが質疑応答の時間になり、「Aという手段を実現するためにはこうすれば良いですか?」と聞いてしまう、こんな感じです。
要するに、成功法則を己に正しく適用できるかどうかは、発信者の言わんとする本質を掴み、抽出できているか否かが大きいという訳です。
前編でお伝えしていますが、これが理解できていれば、いくらでも応用が利きますので、成功法則の中で紹介されている方法よりも自分に適した方法で成功を手に入れることができる、ということになります。
解釈は人の数だけあるものですが、自身への適用を考えている場合には、発信者の意図に忠実であるほうが良いでしょうね。
どうも最近は、複眼でなくしてただ1つの視点によって、書いてあることが書いてある通りに読めない、逆に書いてもいないことを読み取ったと認識して発信者へぶつける、そんな人が増えているように思います。残念ですが、きっと成功は遠いでしょう。
前編(というか実質的には全編)もKindle Unlimitedなら無料です。
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