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#nishinote フードカルチャーレポート

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F&Pジャパン代表・西野が「日本や海外の食文化トレンド」について書いた記事の中から、保存版記事を抜粋をしたまとめマガジンです。
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2020年12月の記事一覧

2021年、「プロテイン」はこうなる

今年、一躍ブレイクをはたした栄養素といえば「たんぱく質」が挙がるのではないでしょうか。 2、3年前のコンビニ・スーパーでよく見かけた商品訴求コピーは「ロカボ = 低糖質」でした。 それがあっという間に「高たんぱく」訴求に切り替わったのは記憶に新しい2018年、サラダチキンがコンビニのコーナーを占拠しました。 「たんぱく質」について、ざっと説明します。 ・たんぱく質 = プロテイン (Protein) のこと ・体を作っている部品 (筋肉はもちろん、髪・肌・爪なども)

ストローの向こうのサステナビリティ

ひとむかし前 (4-5年前)、消費の傾向といえば 節約志向 安全志向 本物志向 健康志向 などが巷では言われていました。 現在は、withコロナ文脈での「内食志向」や、9月頃にコロナ特需がいったん落ち着いてから再びの「節約志向」はもちろん顕著な流れですが、個人的に注目しているのはやはり「エシカル志向」です。 ものを選ぶときに、商品自体の品質・機能、そして 「経済性 (高いか安いか)」「安全性 (安全かどうか)」「健康性 (健康的かどうか)」といったモノサシに加えて、さらに