2024/08/05（月） - 08/11（日）

08月05日（月）
荻上直子の『めがね』を久しぶりに観る。テーテテーテテーテーテーテテー、テテーテテーテテテテーテテー。春の海が見たい。そういう予定を入れておきたい。べつに、未来に何かあるわけでもないのだけれど。ていうかこれ去年も、下手したら一昨年も似たようなことを考えていたような気がする。それなりに行きたいところには行っているはずなのにこう思うのはどうしてなんだろう、まあでも、なんでもいいか。今日はニューヨークでドーナツを作ったり売ったりしている人のインスタグラムを事あるごとに見ていた。見知らぬ土地で自分が作った食べ物を売るって、おもしろそうだと思った。

08月06日（火）
起きて、PCや本をかばんに詰めて家を出る。なんにも決めていなかったが、ヒマラヤ料理の店でランチを食べることにした。思いがけずバイキング式だったことに興奮してすこし調子に乗って食べたら苦しくなってしまった。でも、ラッシーが飲み放題だったのとかうれしかった。そんなにいっぱいは飲めないんだけれど。どうにか食べ終えて店を出ると近くのラブホテルから知り合いがちょうど出てくるところを目撃してしまう。そんなことあるのかよ。

08月07日（水）
区民プールへ行って1500メートルくらい泳いだ。どうしてこんなことがしたかったのか自分でもよくわからない。20時台からはじめるアクティビティとしては重すぎるし、暴走といってもいい。走ったんじゃなくて泳いだんだけれど。とにかくものすごい泳いでものすごい疲れた。帰る頃には勢いよく雨が降っていたが、ほんの数十分前まで水中にいた私にとってはなんてことなかった。うるおっている。

08月08日（木）
誰とも会いたくない、どこへも行きたくない、なんにもうまくいかない。ああでも誰とも会いたくないは語弊があるかもしれない。しかし会いたい人がぱっと頭に浮かばない時期に突入しているというのはある。あれこれやりすぎて飽和してしまっているのか、それとも孤立しているだけなのかはわからないのだけれど。人との関わり、どうしてたっけな。毎日誰かしらとは関わっているし、合う人と会ったり、合わない人と遭ったりしながら暮らしてはいるのだけれど。喋ったことのない人とだらだら会話して、さっと解散したい。「日傘がちょっと汚れてきちゃってさあ」「ああ、東京の雨って茶色いもんね」「近未来SFならではの郷愁！」とか、それくらいのてきとうなやり取りができたらかなりいい。そんな人いるんだろうか。仮にいたとして、私はどっちの役をまかしてもらえるんだろうか。どっちだっていいけれど、きんみらいえすえふ、って噛んでしまいそうだ。

08月09日（金）
自分があけすけな人間かどうか、とか考えていた。人形町のあたりで適当に入った喫茶店、とても居心地がよかった。住みたい。

08月10日（土）
スタジオ。歌の録音のみ。最近リュックで出歩くことが多いのだけれどできればもうすこし荷物を軽くしたい。暑いのもあるし、鞄が大きいとなんだかいろいろ持ち歩いてしまうので小ぶりなやつで出掛けたい。理想は、食パンの袋くらいのサイズ感。ダブルソフトの包装が革ならよかったのに。

夜、タイミングが合ったので『撫物語』の最終話をリアルタイムで観る。おもしろかった。原作の小説を読んでアニメ化されないだろうと思っていたシリーズだったので、まずやってくれたことだけでうれしかったのだけれど、それ以上に、私はこれが観られてほんとうによかったと思った。私も千石撫子くらい、過去の自分と決別して、今現在の自分と向き合って、未来へ向かって歩まなければ、そう思った。暗い部屋の中でほろほろと泣いたらお腹が空いたのでモウを食べてから眠った。

08月11日（日）
昨日に引き続きスタジオ。眠る前に明日が祝日だって気がついた。祝日っていうか振替休日っていうか。どっちでもいいや。