2024/06/03（月） - 06/09（日）

6月3日（月）
眠かった。雨が降っていたけれど銭湯に入りたくなったので向かった。背中だけまっさらで、あとぜんぶ刺青な人がいた。水風呂の冷たさと雨音が心地よかった。それはそうと、今月中に作ってしまいたい曲があるなと思った。こういった場合、さっさとやってしまうにかぎる。

6月4日（火）
指圧治療を受けに御徒町まで行く。治療院の先生から夜中に街を歩きながらお酒を飲み続けるあそびを教えてもらったので、そのお返しに最近見つけて密かに眺めていた国立天文台のオンラインショップをおすすめした。話していたら自分が欲しくなってしまったので、治療院を出てすぐさまTシャツを購入した。帰りの電車内で電子決済の明細をみながら、もうすこし節約したほうがいいかも、とおもった。心身ともにすこやかでいたいだけなのにどうして。

6月5日（水）
Tくんという映像作家の知人がディレクションする撮影にほんのり出演するために朝から鎌倉方面へ。出演といってもエキストラ的なもので、しかしエキストラの経験がない私にとってはとてもわくわくしながら現場に向かった。行きの電車はサーフブンガクカマクラを聴いた。そういえば昨夜『海街Diary』を観た。我ながら予習に余念がない。撮影中、数年振りに江ノ電に乗った。江ノ電の広報さんらしき人が陽気なおじさまでおもしろかった。

午前中のうちに出番が終わったので、そこから横須賀の友人が営んでいるカフェへ行ってみた。去年でポッドキャストに出てもらって以来久しぶりの再会。逞しくなっていたような気がするが、つよめのエピソードを聞いたからそのせいでバイアスがかかっているだけかもしれない。

夜は都内に戻って中尾と寿司を食べた。一日を通して移動時間が長かったので歌詞を書いたりZINEのネタを考えたりした。いろんな人と再会したり出会ったりいっぺんにいろんなことが起こりすぎてすこし疲れたが楽しかった。

6月6日（木）
眠くてぼろぼろだった。夜、もうふらふらだったけどそれでもホワイトニング用のマウスピースを装着して眠りについた自分を褒め称えたいとおもう。飼い犬を愛でるみたいに撫で回してほしい。
自分にはかなりだめな部分がいくつもあるということを自覚して、それを他人にみてもらえるようになってから人生がうんと辛くなくなった気がする。見せてるわけではないのだけれど、見られてしまってそこからずっと無抵抗でい続けているので。

6月7日（金）
ままならない、ということばがずっと頭をめぐっていた。久しぶりに深夜のスタジオ。発声練習と曲作り。ドラムを叩いている時間は余計だった気がする。記録用に録っていた動画をふりかえったら即興で弾いていたあたりのピアノが最近聴いたインストに影響受けてる感じがした。誰の曲だったかは思い出せない。昼間に「なかよし」で食べた竜田揚げがおいしかったし、夜中に飲んだエスプレッソビアという飲み物もおいしかった。オムハヤシ的な命名なんだなとおもいながら飲んだ。

6月8日（土）
帰り着いたのが明け方だったので昼まで寝てしまうかとおもっていたがふつうに朝方起きてしまったので仕方なく起き上がると思いきや、予定通り昼まで眠った。バスと電車を乗り継ぎ祖父の家へ。バス車内で隣合った小学生がごそごそと財布の整理をしており、私より現金をもっていたので驚いた。私が持っていなさすぎかもしれないがそれにしたって、みたいな額だった。無事に家まで帰り着いてほしい。

夕飯は祖父と外食。ビールを飲んでいる祖父を見るのが私のここ最近の楽しみのひとつになっている。

寝る前に「そういえばうちのアップライトピアノ昨日処分したんだよね」と告げられる。ショックだ。できることなら譲り受けたかったが、いまの私の部屋に置けるはずもないし。のだめカンタービレになってしまう。

6月9日（日）
祖父にガジュマルを植え替えてもらった。自分でやろうと思っていたがうまい方法がわからず祖父に尋ねたところやってくれることになっていたので私は昨日、東京から水羊羹を持ってやってきていたのだった。ちなみに水羊羹は私の趣味でもある。昼は一緒に寿司を食べた。今週二回目の寿司。

祖父の家の本棚を漁っていたら松本清張とかノルウェイの森の単行本（初版？）とか祖父母の結婚式のときの写真とか、いろいろ出てきておもしろかった。若い頃の祖母がうんときれいだった。

少し早めに出て、箱根に寄ったりNishino Kobayashiのアー写を撮ってもらったことがある海を見に行ったりしつつ東京に帰り、after six poolsideのレコーディングへ。インスタのメンションで誘うな。いや誘ってもらえてありがたいのだけど。それくらい普段から気楽に誘ってもらっていいのだけれど。アレ持ってきてよといわれており、なにかわからなかったのでいろいろ持って行った。松本人志の「松本」とか。