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リスナーと配信者の距離感

みなさんこんにちは、田中らぼた餅子です。
ボイスクリエイターの、田中らぼた餅子です。
あなたのハートに、めろめろ♡めろりんちょ♡

さて、今回は音声配信について…というか、配信について少しだけお話ししていこうと思います。よかったら最後まで聞いてください。

これは、とあるYouTubeの動画を見ていて感じたことなんですけど、
「配信者とそれを支えているリスナーの関係性を保つのって結構難しいよね」って思ったんです。
まぁ…今更何言ってんだって話ですよね。
きっと配信をしている人たちからしたら
「そんなの当たり前だよ。」
って言われてしまうと思うのですが、
私の立場からするとどちらの気持ちも理解できるというか、
想像できるなぁって思っているんですよね。
どんな内容だったかというと、リスナー側の人からの相談で、
最近推しの配信者の配信スタイルが変わってしまったから、なんだか辛い。
諦めて、その配信者からもう離れるようとしたのだけれど、
配信者から引き留められる。私はどうしたらいいのでしょうか?
といった内容でした。
深く話を進めていくと、段々とそのリスナーと配信者のやり取りが明らかになってきて、
配信者に対して「これはしてほしくない」「あの人と関わってほしくない」
等と、配信者に連絡をしていたことがわかり、
「それはどうなの?」っていう流れになるのですが…
私はこれを見た時、
「うぅん、どちらの気持ちもわかるんだよなぁ」って気持ちでした。
みなさんもそうじゃないですかね?

リスナーからしたら、自分は長年応援してきたんです。
時間もお金もかけて「その人が喜んでくれれば」って思って、
一生懸命頑張ってきた。
その配信者からも感謝されているはず。
「ありがとう」とか「大丈夫?」とか、
そう言った言葉も、もちろんかけられている。
優しく言葉をかけてくれたり、
自分のことを心配してくれるような素振りを見せられると、
「あ、自分は配信者から大切にされているんだ」
と思い込んでいっちゃいますよね。
これは結構自然な流れ。
そこから、
「自分がこの人を支えている!」
「私は特別なんだ!」
という勘違いも起こしやすくなります。
「じゃぁほかの人と一緒の扱いをしないでほしい。」
「自分への特別扱いを感じさせてほしい。」
そこから配信者への束縛が始まります。
自分の欲求にどれだけこたえてくれるのかを試したくなるんです。
それによって、自分の存在意義や、その人がどれだけ自分を大切に思ってくれているかを測ることができるんですから。

でもこんなことをされた、配信者側からしたら、
正直邪魔でしかないですよね。
自分がどんな思いで配信をしているのか、
どれだけそこに情熱を注いでいるのか、
「何もわかってくれない人に、そんな指図されたくない!」
「自分の配信は自分の物なんだから!」
「あなたの為だけに配信しているわけじゃないんだよ!」
「むしろこんなに近くにいるあなたが、なぜそれをわからないんだ!?」
って思うのが普通です。
ここでどんどん関係性がこじれていくんですよね。
お互いに歪んだ正義みたいなのが複雑に交差して、
最悪の場合大きなトラブルになったりするんです。
そんなことでお互いに傷つくのは…
すごく寂しいし、もったいないよなって思います。

残念ながら、これに対してどう対策するのかは…
私には結論が出てきません。
きっと各々の関係性によって解決の仕方は違ってくると思います。
まぁ、基本的には
配信者が気を付けるべきことは
「熱狂的なリスナーを特別扱いしないこと」
リスナーが気を付けるべきことは
「配信者との距離感を勘違いしないこと」
ぐらいですよね。
残念ながら…私はどちらの側にも立ったことがないので、
お互いの気持ちを考えることぐらいしかできないのですが、
これを聞いたあなたが、何かを考えるきっかけになればいいなと思います。

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