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商品紹介「10万円~20万円までのお買い得ギター。」

「終活ギター アコギ庵」「アコギ弾き比べサロン アコギ庵」です。
 アコギ一筋54年。アコギの終活をやろうというオッサンが、《何かアコギ好きのためにできることはないか?》というところからスタートしました。アコギ好きのための”Support and Assist”を目標に、何かしらお役にたてることがあればいいなと思っています。
 そうそう簡単に弾くことができないと思われるギターも、何本か用意しています。初心者の方用、中級者用のギターもあります。とにかく来て弾いていただいて、そこから何かが始まることを期待しております。アコギ好きの皆様とお話しすることを楽しみに、お待ちしております。


「10万円~20万円までのギターの特集です。」
 今まで価格を表示することをためらっておりました。文字と写真だけでアコースティックギターの価格に見合う説明ができると思っていないからです。ギターを選ぶ最大のポイントは”音”だと思っておりますので、本当に価値があるかどうかは弾いてから考えればよいというふうにnoteでも書いてきました。が、最近「何か言われたら値段を変える。」という訳でもなく価格が決まっているのであれば、オープンにしても同じだなと思い始めました。今回「これは明らかにお買い得では!」と思えるギターを選んで、いくつかご紹介させていただきます。
 興味を持たれた方、買い替えを考えておられる方、知り合いで探している方がおられる等、そんな方がおられましたら是非!アコギ庵へお越しください。今後も、ゆっくりとですが商品紹介をしていきたいと思っております。

①モーリス TF-LTD  2011 13本限定 ハカランダモデル  純正ハードケース付き

メッチャきれいです。

 2011年のサウンドメッセのために、限定で製作された(13本)と記憶しています。あちこち調べてみましたが、あまり情報はありませんでした。数が少ないせいだと思いますが、ほとんど見かけたことがありません。
 トップはシトカスプルースと思われますが、めちゃくちゃ目の詰まった素晴らしい材が使われています。サイドはハカランダ(合板)。バックはハカランダ、チェスナット、ハカランダの3Pバック(合板)です。ポジションマークのヘキサゴンはアバロン。バインディングはメイプルで、高級感あふれる仕様になっています。
 鳴りはほとんど使われていなかったこともあり、生まれたての赤ちゃんという感じでしょうか。ほとんど新品の感覚です。弦高は、6弦12F上で2.7mm、1弦12F上で2.0mm。テンションがそれほど強くないので、フィンガーピッキングでも楽に弾けます。ナット幅43.60mm、14F(ボディ接合部)で54.80mm

 本器は新品同様!といっても過言ではないコンディションです。ほとんど使用感がありません。当時の定価は160,000円(税抜き)でした。ケースも純正で、こちらもメチャクチャきれいです。
価格は税込みで132,000円

②Larrivee OM-03 2006年製 ハードケース付き

 トップはシトカスプルース、サイド・バックはマホガニーでオール単板です。指板とブリッジはエボニー。こちらもあまり使用感のない、非常にコンディションの良い個体です。

 シリアルナンバーから2006年製ということですが、あまり弾かれていた形跡がありません。音もまだまだこれからという感じです。弦高は6弦12F上で2.2mm、1弦12F上で1.75mm。低めにセッティングされていて、弾きやすいです。ナット幅44.55mm、14Fで56.24mm。ネックの幅が少し広めですので、手の小さい方には弾きにくいと感じられる方もおられるかもしれません。
価格は税込みで110,000円

 今サウンドハウスで228,000円(新品)という価格ですので、このコンディションなら、かなりお買い得だと思います。
参考

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/279435/


③S.Yairi YD-306(1976) No.6118-N 純正ハードケース付き

ハカランダ単板のバック
白濁の一種だと思われます。手で触っても塗装面の段差はありません。

 トップはシトカスプルース、サイド・バックはハカランダで、トップとバックは単板。サイドのみ合板という仕様です。こちらはかなり弾きこまれていて、使用感たっぷりです。シリアルナンバーから1976年製で間違いなと思われます。ヘッドのS.YAIRIは縦ロゴ、高級感があります。これより古い1974年製のYD-306でも縦ロゴではないものがあるようです。
弦高は、6弦12F上で2.3mm、1弦12F上で1.7mm。低めにセッティングされており、弾きやすいです。ナット幅は43.3mm、14Fで56.86mm。

うっすらと白濁があります。
縦ロゴです。あこがれた人も多かったのでは?

 音はなかなか良いです。さすがにジャパンヴィンテージとして高い人気があるモデルだなと思います。ところどころに白濁がありますが、それほど目立つものではありません。このギターもあまり市場には出てこないものなので、ぜひ弾きに来ていただきたいと思っています。本日現在デジマート、J-Guitar.comいずれにも同じ仕様のモデルは出ていません。
参考https://www.j-guitar.com/products/list.php?category_id=101&keyword=S.Yairi+YD-306&category_id1=1

ケースも当時の純正です。

 引き続き商品の紹介にも、力を入れて行こうと思っています。
 買う、買わないは置いておいて、音を出しながら、ゆっくりとアコギの話ができたら良いなと思っています。興味をお持ちになられたギターがございましたら、是非弾きに来ていただきたいです。

 拙い文章をお読みいただき、誠に有難うございます。皆様の感想、ご意見をお聞かせください。 またアコギに関する相談等がございましたら、どんなことでもOKです。遠慮なくお尋ねください。
 アコギ庵は「ギターを弾いてもらって、ゆっくりアコギの話をする。」そんな場所です。勝手ながら、完全予約制で運営させていただいております。
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