見出し画像

TFブレイクアウト

こんにちは。nishinaです。今回は押し目の考え方や利益確定の逆指値の上げていき方の参考として、TFブレイクアウトについてまとめてみました。本をもっていないので、こちらのページを参照しています。。

この記事は投資助言や勧誘にあたるものではありませんので、投資はあくまで自己の判断のもと、自己責任で行ってください。

安値、高値と押し目、戻り高値

上昇トレンド中の「安値」=「押し目」、下降トレンド中の「高値」=「戻り高値」ではありません。
上昇トレンド中に安値を作り、その後の上昇で高値を越えた場合、その安値は押し目となります。反対に下降トレンド中の高値はその後の下落で安値を切り下げた場合、戻り高値となります。特例として、上昇トレンド中に安値ができ、その後の上昇で高値同値となった場合は押し目、とするそうです。(下落トレンド中は逆)

押し目の例
戻り高値の例

エントリーポイント

トレンドの転換点狙いでエントリーをします。上昇トレンドから下落トレンドの転換の場合は押し目を切り下げた後、戻り高値を形成するポイントでエントリーします。下落トレンドから上昇トレンドに転換する場合は戻り高値を上抜いた後、押し目を形成するポイントでエントリーします。

下落トレンドから上昇トレンドに変化する場合のエントリーポイント

下落トレンドから上昇トレンドに変化する場合のエントリーポイント

上昇トレンドから下落トレンドに変化する場合のエントリーポイント

上昇トレンドから下落トレンドに変化する場合のエントリーポイント

損切ポイントの置き方、上げ方

TFブレイクアウトでは2つの損切及び利確方法があります。
①   トレンド転換した場合
エントリー後にトレンド転換を確認した場合は損切もしくは利確します。
②   トレイリングストップ
上昇トレンドの場合は直近の押し目のひとつ前の押し目、下降トレンドの場合は直近の戻り高値のひとつ前の戻り高値です。

トレイリングストップの説明

実際のチャートでの検証

2023/1/1から2023/3/25までのNQ1の4時間足において、TFブレイクアウトの発生と損益を計算してみました。利確と損切はトレンド転換かトレイリングストップとしています。損益は単純にエントリーと決済の差の数値としています。

TFブレイクアウトの検証

結果、マイナスとなりました。チャートを普通にみていてもこの方法では損切が深くなりすぎる傾向があるように感じます。利確方法がトレイリングストップだけなのも問題です。また、トレンドが見えにくく、もみあっているところでも安値高値を見ていくとエントリーできるところが見つかってしまうので、綺麗なトレンドがでているところに使用を限定するなどの工夫が必要そうです。また上位足の傾向を確認した後に、15分足などの下位足を使う方がよいかもしれません。

おわりに

今回はTFブレイクアウトについて取り上げました。参考になればうれしいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?