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AIをどう使いこなすか。その雑感。

先週末からAIで何ができるか、いろいろと調べている。

ちまたで話題のchatGTPは、対話をベースにして、利用者が望む情報(文書や表、画像や動画、音声など)を生成してくれる。その際、AI側がもっとも利用するのが、ネット上にあるあらゆるデータ。あらかじめ機械学習(ディープラーニング)してあるデータを組みあわせ、コマンドに対しての答えを導き出すのだ。

だけどこれ、特に画像がそうだけど、しっくりこないことがほとんど。質問を工夫してAI側がいくら素晴らしい成果物を出せたとしても満足するにはほど遠いなというのが、僕の印象。

MP3の会話データを文字起こししたたり、テキストを要約したりしてくれるnottaや他の言語に翻訳してくれるDeepLなど、すでに使っているものもあるが部分的。生活を一変させるほどではない。

しかしだ。microsoftが提供をはじめたcopilot。これはゲームチェンジャーかも。来年登場すると言われるwindows12にはcopilotが標準搭載。個々のPCにあるローカルデータを分析したり、要約したり、加工してあらたなデータを作り出したりすることが比較的容易になる。

当然ネットなしでAIの使用が可能。ネットが繋がってなくても、通訳アプリとして使えたりするし、自分が作ったデータを取り込んで新たな価値を生み出したりできるようなのだ。

最初はうまく行かなくても、機械学習次第で、AIはどんどん賢くなる。とすると、自分の脳の機能を補完するシステムとして、役に立つかもしれない。

僕がこれまで30年以上にわたって、書いてきたテキストや写真など、ため込んできたあらゆるデータを使って、さまざまなことができるはず。それこそオリジナルコンテンツづくりの強力な相棒になるかもしれない。

copilotも含めたAI技術やSNSが今後ますます世の中に普及していくはず。そうなれば新聞や出版社、ますます衰退する気がする。プロパガンダ的なキャンペーン報道やポジショントーク的な識者や政治家の嘘を暴き立てやすくなるはずだから。

一方、ライターとしてのマネタイズという点では、やり方をドラスティックに変えていかないとまずいということも感じる。メディアに執筆するという方法はますます廃れ、読み手と強固に繋がるという形でマネタイズしていくことがますます求められるんじゃないかな。文章をニッチかつ専門的にするとか固有の体験をサルベージしての作品化かな。僕の生き残り戦略は。

いずれにしろ、期待値の方がずっと高い。


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