noteのフォロワー数が大台に乗った事は純粋に嬉しい
まあ気付けばあらゆるSNSコンテンツが乱立していて、もはやSNS乱世と言ってもいいくらいでありますが、フォロワー数(チャンネル登録者数)・イイネ数・再生回数等々、各SNSに付随してくる数字という要素は枚挙にいとまがない今日この頃でございます。
特に何かしらの表現者として表立つ仕事をしている人の中には、その数字というものの呪縛に捉われてしまう方も多いのかと思います。
それは意識的であろうと無意識であろうと。
意識的という点では「フォロワー◯人行ったら云々」とか「リポストやイイネがいくらに到達したら云々」みたいな感じで、数字をコンテンツ的に使われる方も多々お見受けしますが、あくまでひとつのマーケティング戦略として心底割り切っているならそれは”捉われている”という概念にカウントはされないかと思います。あくまで心底割り切っているならば。
ただ、日々のSNSに纏わる数字の増減や、ひとつひとつの発信に対しての(知らず知らずのうちに意識してしまう)見込みに対して思ったより伸びないみたいな部分で、変に一喜一憂してしまう場合は呪縛として捉われていると考えられてもしょうがないのかなと思います。
別にそれが善しとか悪しという話ではなく。
かく言う僕は、フォローだったり発信に対しての何かしらの反応を頂ける事に対して、数字の累計や塊とかではなくひとつひとつを「お一人」という絶対値として捉えて感謝する事は日々ありますが(いつも本当に有難うございます!)、フォロワー数の増減とかイイネが多い少ないっていう算数的な角度で一喜一憂する感情は一切持ち合わせておりません。
そのワンタップ、イチリアクションを頂ける事実に対してのお一人お一人への感謝と、そこに付随して湧いてくる「よし頑張ろう」っていう気持ちは当然日々存在していますが(だから本当にいつも有難うございます)、それと「合算としての数字に一喜一憂する」はまた全然違う話であります。
そもそもそこに捉われ過ぎると足場を完全に見失う場合があって、現にフォロワー数万人みたいな人が、いざライブを開いてみたら20~30人集まるのがせいぜいみたいな事もザラです。これは本当に。
もちろんリアルな集客力に直結されてる方もいらっしゃるので一概には括りませんが、SNS上の数字とリアルな集客のギャップがエグいっていう話は事象としてそんなに珍しい事でもありません。
ならばそこの数字の増減に変に捉われるよりも、アナログな世界で同じ空気を吸った方お一人お一人をコツコツしっかり惹き込む(惹き込み続ける)というところにちゃんと意識の根を張るほうが、長い目で見た時に吉と出ると僕は思うので、ある種の自戒の念も込めて増減や累積としての数字に一喜一憂はしないという姿勢は持ち続けています。
そもそもの話として数を稼ぐという姿勢に振り切る才覚は僕にないとも思っていますし。
ですので、“僕は”そこに一喜一憂したくない、むしろそこに捉われちゃダメだと自覚しているという話であり、SNS上の数字をガンガン伸ばせる人たちは総じてシンプルに尊敬しています。
ここまでの話を踏まえた上での今日の記事タイトルでございます。
先日、このnoteのフォロワー数が1,000人を超えました。
一つの大台と言っていいかと思います。
インフルエンス能力が高い方(それこそ𝕏やインスタは何千人、何万人とフォロワー数がいらっしゃる方)でnoteというコンテンツを構えられてる方もたくさん居らっしゃいますが、他のSNSに比べてフォロワー数が1割くらいに留まるというのがザラです。
一概に括れないのは大前提として、noteという存在は発信における第二領域、第三領域…下手したら第四領域くらいのポジションである方も多く、まあ「こんなんもやってますよちょくちょく」くらいのものですから、その数字のグラデーションは必然と言えば必然です。
その点僕はどうだと言えば、気付けばここは発信のメインコンテンツとなっているわけで、例に漏れず他SNSに対してフォロワー数が1割とかに留まってしまうとさすがにやるせないわけです。
冒頭から散々数字に捉われないと放言しておきながら、ここに関してはおもいっきり手の平を返させていただきますが、少なからず自分の中でnote(文章)に対する矜持がそこにはあるのだと思います。
とにもかくにもショート、ショート、ショートの時代です。
そして「ながら作業」がすっかり定着した時代でもあります。
動画を垂れ流しながら家事だったりなんだったりをするとか、サブスクがすっかり一般化した事で音楽も「聴きながら」の存在と化しております。
その点、この文章を読むという時間は見事に時代に逆行している発信手法で、ひとつの記事を読んでいる間は割としっかりその時間は手と目を同時に頂戴しているわけであります。
まして毎回それなりの文字数書いておりますから尚更。
あまり今の時代とのマッチングはよろしくないと当然分かった上で、そして推しだろうとなんだろうとサクッと読める140文字ならともかく長文を読むのは苦手という方も多数居らっしゃることも熟知している上で、好きな人だけ読んでくれればそれでいいといった面倒な職人気質で日々ここは書いております。
だからこそnoteという場所に関しては、フォロワー数が増えてくれる事はやっぱりめちゃ嬉しいのです。そこは累積という角度で一喜一憂するのです。本音として。
という事は常々思っていた話なのですが、今回キリよく1,000人という数字に達したので改めて書いてみました。
いつも読んでいただいて有難うございます。
これからも時代錯誤であろうがなんだろうがしっかり時間を奪わせていただければ幸いです。
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