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いろんな人の"きっかけ"になれた2日間っていう自負がいろいろ

自分という存在がその人の何かしらの"きっかけ"になれるって事が、なんだかんだで一番嬉しくてそれがまたモチベーションというやつに変貌を遂げてくれる…みたいな話。

今までも何度か同じような話を書いたことがあるのは重々承知しているので、長くここを読んでくれてる方からしたら、同じようなテイストの話はにもう何度も読んだかもしれませんが、たまたま今日が1回目の方もいらっしゃるかもしれないので「大切なことだよなぁ〜」と改めて思い返した事は、例え前に同じようなことを書いたとしても、何度でも書くことはポリシーのひとつとしてあります。
(ミュージシャンだって同じ曲を何度も何度もやるんだし)

そしてこの前文の説明すら同じ事を何度か書いてきた記憶がありますが、それも含めてそれでいいと思っているのであしからず。

そんなわけで微妙にガルガンチュア音楽祭の話を引っ張る形にはなってしまうんですが、改めてあの2日間で「自分がその人のきっかけになれている」っていうことをたくさん実感して、そこに尊さとやり甲斐を感じた部分があります。

いろいろあるんですが、まず今回は初見さん、一見さんとたくさん居らしてくれた反面、従来から僕の事を応援してくださっている方も県内外問わずたくさん来てくださいました。

烏滸がましげな書き方にはなりますが、音楽祭以前に僕目当てで足を運んでくださった方。

県内のファンの方も来てくださってたんですが、県外(主に活動拠点の関西地方)からわざわざ僕の公演のために金沢まで来てくださった方が本当にたくさん居てくださって。

もちろん僕を見に来てくれた事、ピアノを聴きに来てくれた事はとってもとっても嬉しかったんですが、同様に嬉しかったのが「石川県」という場所に来てくれた事。

何だったら金沢に留まらず合間に能登の方まで足を運んでくれて、僕が日頃から発信してきた場所だったり食べ物だったりを堪能してくれた方をたくさんお見受けした事。

"ついで"という言い方はちょっとアレかもしれませんが、僕がこの音楽祭に出演することがきっかけで能登観光を堪能してくれた事は間違いないかと思います。

震災からの復興ということもあったり、僕がたまに能登の推しポイントを熱苦しく書いたりした事で「いつか行きたい」みたいに思い続けてくれてる人が本当にたくさん居らっしゃるのは知ってるんですが、今回僕が出演することでその足取りが一気に軽くなったという方も一定数居るのかと。

実際、1日2公演ある中で合間の空き時間に会場をウロウロしてたら「来たで!」って感じで遠方からのファンの方とバッタリお会いする事も多くて、その度にアレを食べてきたとか、あそこに行ってきたとか、そういう石川観光トークを繰り広げてくれるわけで、何気にその時間がとても心地よかったというか嬉しかったというか誇らしかったというか。

こうやって自分がここに出演できている事で、こういう方々がわざわざ石川まで来てくれて僕の地元を観光してくれている。

間違いなく自分がその観光のきっかけになれているっていう自負を感じる度に、頑張ってて良かったなと思えたりして、数字面では味わえない尊さみたいなものを頂けます(もちろん数字から頂ける尊さもありますが)。

SNS上でも、遠方から来てくれた人たちのアレを食べたとかコレをお土産に買ったみたいな投稿を見かける度に、心がほっこりしますし自分事のように嬉しかったりします(もはや自分事かもしれませんが)。


そしてまた別の観点。

今回は石川県という事もあり2日間ともやはり家族も来てくれました。
日頃お付き合いがあるであろうお友達と共に。

まあ当然、我が息子の(西村さんの所の息子さんの)勇姿を見届けにきたっていう部分が大いにあるとは思うんですが、個人的な印象としては「あの人たちただただレジャーの時間を堪能しまくっていたなぁ…」といったところ。

僕の肌感ですが、もはや参観日のような見守る感じや、お遊戯会や運動会みたいな「うまくやれるかな」っていう親ならではの雰囲気の応援というよりも、普通にオーディエンスとして演奏を楽しでくれてた印象。
(もちろんお友達の皆さまも)

で、合間にあちこち出歩いたりご飯を食べてワイワイやってる様をちょこちょこ見かけた時に、これはこれでひとつの「家族とお友達の休日レジャー in 金沢」の時間を僕が作っているという自負を感じました。

僕が今回の音楽祭に出演でもしない限り、わざわざ人出の多いゴールデンウィークに七尾から金沢まで遊びにくることなんて基本ありえないと思います(七尾〜金沢はなかなか遠いですし)。

もちろん僕の演奏をっていう部分はメイン行事としてあるにせよ、普通にその時間そのものを楽しんでいる姿がそこにはあって、僕が出演するという事が結果的に家族サービスみたいになってる感じで、それもまた実に尊い話だなと自負がてら思い返すわけであります。

現に「いい親孝行をしていただきました」とお礼言われましたし。
(例には及ばんけども)


こんな感じで時に自分の活動を通じて誰かの何かのきっかけになれる事ってそれなりにあって(例えばピアノ習い始めたとか)、今回はそれが地元(ならびに家族)に関わる事ばかりだったので取り分け嬉しかったというか、モチベーションをたくさんいただけたという話であります。

もちろん地元関係じゃないからどうこうって話じゃなくて、これからも何かと頑張ってれば誰かの何かしらのきっかけになれる事は多々あると思いますし、なんだかそこが実は一番モチベーションというやつに変貌を遂げる成分な気もします。

のんびりしてる間もなく来週末にはまたステージがあるわけで(@肉まつり)、果たして肉まつり出演を通じて誰かの何かのきっかけになれるかと言われると…ちょっとアレですが(いやなんかあるかな)、また今後もそういう尊い時間を味わえるよう引き続き頑張ります。

ではまた。



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