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【復興支援の一環として】 "まつやのとり野菜みそ鍋"の味わい方をレシピサイトかの如く掲載します

5月4日に金沢市の石川県立音楽堂交流ホールで開かれる「ガルガンチュア音楽祭」に出演させていただくにあたって北國新聞さんに取材していただきました。

今朝の北國新聞の紙面でかなりのスペースを割いて掲載してくださったらしく大変感謝いたします。
(デジタル版はこちら) https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1367709

僕が出演するという事で「行きます!」と言ってくださってる方がたくさん居ます。県外の方もたくさん居らっしゃいます。

もちろん僕の演奏を楽しみにというのは大前提としてあると思うのですが、「被災地の応援」という気持ちもそこには込められていると思っています。

特に県外の方からしたら、もしかしたらこういうことでもなかったらちょっと足を伸ばすのは大変だったかもしれないけど、「能登(石川)の応援にもなるし!」という気持ちがフットワークを少し軽くするという側面もきっとあるんだろうと思います。

また、先日のカジサックさんのオフ会の会場でも募金を募ってくださってたり、カジサックチャンネル内でも震災の事を直接お話させてもらえる時間を設けてくださったりといったことに代表されるように、僕がイチピアニストとして自分の活動を頑張れば頑張るほど震災の復興・能登半島という場所のプロモーションの力に(微力ながらも)なるという事は間違いないという自負はしっかりあります。

そしてそれは音楽活動に限った話ではなくnoteやSNSでの発信もしかりで「能登にはこんな素晴らしいところがあるよ」っていう観光スポットだったりお祭りの発信をすれば、「復興したら必ず行きます!」と言ってくださる人がたくさん居るし、何より「食」に関してはわざわざ取り寄せてくださったりスーパーなんかで見かけたら率先して買ってくださったり。

※食に関してはこちらの記事をぜひ


SNS上で美味しそうなご飯を定期的にアップされる人ってけっこう居らっしゃると思うんですが、僕はその類を一切やりません。
(避難所生活中に現地発信として炊き出しを載せてたのはまた別の話)

なのですが今回はおもいっきりそっちに振り切ったことをここから書いてみます。

思い立った理由としては、冒頭から書いてますように自分の発信が能登の復興に間接的にでも繋がるっていうのはもう明白な事実だと思うので、ならば食に関してだって自らの手で懇切丁寧に発信することでひとつの応援になるのだからってことで。

そんなわけで…


石川の人間の「鍋」の定義といえる『まつやのとり野菜みそ』です。

僕は避難所を出てからも断水中はしばらく向こうでの生活を核にしてたんですが、その時に井戸水を開放してくださってた「中島ストアー」でいつも水を汲ませてもらっていました。

やはりただただ水をいただき続けるだけでは忍びなかったので、水汲みに行った際にせめてものお礼にってことで毎回何かしら買い物をしていました。

その時に買った「とり野菜みそ」を帰阪する時に一袋持ち帰ってきました。

とは言え仕事を再開してからのバタバタにかまけてずっと冷蔵庫に眠りっぱなしだったのですが、散々申してます通り「こういう発信も復興支援になるよな」ってことでここから「とり野菜みそを久しぶりに家で作ってみた」ってことをただただここから垂れ流そうと思います。

少しでも美味しそうに感じたらぜひ何かしらで購入していただいてご家庭で味わっていただきたく思います。

僕の中ではかなり新鮮な角度の発信なのですがどうかお付き合いください。


ということで改めて。

これが"まつやのとり野菜みそ"。


まず開封してシンプルに鍋に入れる。

袋びっしりにみそが入っているので、開封の際は手にみそがベチョっと付きがちなのでそこは注意が必要(ハサミで慎重に切るを推奨)。

そこに水を注ぎ込む。
メーカー発表は600~800ccということなのでお好みでどうぞなんだけども、僕は多少濃厚なのが好きなのでいつも600cc強くらいで留めておく。

こんな感じ。
水を注いで多少まぜてやるだけですぐに水と馴染んでくれる。

ちなみにこの時点で既に空腹をこれでもかと駆り立てられる、とてつもない良い匂いがする。まずこの時点で嗅いでみてほしい。


具。

お肉は個人的には豚肉を完全に推す(けどお好きなお肉でどうぞ)。

野菜は白菜・えのき・豆腐・白滝(今回はマロニーで代用)があれば本当に十分。もちろんよっぽど奇抜じゃない限りお好きな野菜やらキノコ類をさらに追加するのはご自由に(苦手じゃない方は牡蠣もめっちゃ合うよ)。

ちなみに先日、農業をやられているファンの方から"葉にんにく"をいただいたので、今回それも入れてみる事に(ありがとうございます)。



それらを無造作に浸していく。
僕の場合はどうせ一人で味わうものなので鍋内のレイアウトは適当に。


点火。

物思いにふけながら待つ。
個人的にあまり強火でやっちゃうと豚肉が硬くなっちゃう印象なので、中火から強火の間くらいでコトコト。

物思いにふけ過ぎると吹き出すのでそこだけ注意。


たまに構ってあげると多分機嫌が良くなるのできっとさらに美味しくなる。


機嫌が良くなったことも相まってなんとも言えない色味になってくれる。
実にいい感じ(入れてみると葉にんにくの緑が絶妙なコントラスト)。

この時点で水で溶かした時よりも比べ物にならないくらい空腹に対して暴力的な匂いが辺りを包む。

いただきます。



締めはうどんが間違いない。
絶対にうどん。頼むからうどん。
お好みで刻みネギを散らすのもアリ。
(※ちなみに今回、うどんの玉を買うのをすっかり忘れていた)


まだ「まつやのとり野菜みそ」未経験の人はこれを機に是非ひと鍋やってみて欲しい。お鍋は年中無休かと思うので。

といったところで、普段とは一味も二味も違った地元応援記事を書いてみました。召し上がれ。



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